ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港

ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港

ノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港（Norman Y. Mineta San José International Airport）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼに位置する国際空港です。空港名は、日系アメリカ人として初めてアメリカ合衆国で閣僚を務めたノーマン・ヨシオ・ミネタ氏にちなんでいます。彼はサンノゼ市長、下院議員、商務長官、運輸長官を歴任しました。サンノゼ市は、空港のマーケティング戦略として、「サンノゼ・シリコンバレー・ミネタ国際空港」への改名を検討しています。

概要

サンノゼはベイエリアで最も人口が多い都市ですが、サンノゼ国際空港の規模は、近隣のサンフランシスコ国際空港やオークランド国際空港と比較すると小さいです。しかし、IT産業の中心地であるシリコンバレーに位置しているため、航空需要は安定しています。

空港は市の中心部から北西約6kmと非常に近い場所にあり、利用者にとっては利便性が高い一方、周辺地域の開発が進んでいるため、拡張が難しいという課題もあります。また、市の中心部では、航空法による高さ制限が課せられています。

日本路線

かつてはアメリカン航空が東京/成田線を運航していましたが、2006年に運航を終了しました。その後、2013年に全日本空輸（ANA）が東京/成田線を開設しましたが、2020年からは東京/羽田線への移管が計画されていました。しかし、COVID-19の流行により、成田線の運航終了後、羽田線の開設は見送られました。

その後、2022年12月からは、JAL系のLCCであるジップエアが成田線の運航を開始しています。

施設

空港の敷地面積は420ヘクタールです。旅客ターミナルはAとBの2つがあり、エアサイドで繋がっているため、乗り換えの際に便利です。

ターミナルA

ターミナルAは1990年に開業し、2009年に改装が完了しました。改装により、チケットカウンター、駐車場、セキュリティチェックなどが拡張されました。搭乗口は1番から16番までで、15番と16番は増築された国際線ビルに含まれています。国際線の乗客は、このビルで入国審査と税関検査を受けるため、国際線到着時の出口はターミナルAとなります。

ターミナルB

ターミナルBは2010年に開業しました。搭乗口は17番から36番まであり、17番と18番が国際線用です。サウスウェスト航空、アラスカ航空、デルタ航空、ジップエアなどが利用しています。

就航路線

（就航路線については、最新の情報を各航空会社のウェブサイトや空港の公式ウェブサイトでご確認ください。）

空港へのアクセス

空港へは、公共交通機関のほか、タクシー、リムジン、シャトルバスなどが利用可能です。また、空港周辺には国道101号線、州間高速道路880号線、州道87号線が走っており、自家用車でのアクセスも便利です。

公共交通機関

サンタクララバレー交通局（VTA）が運営するバスNo.10「Free Airport Flyer」を利用すると、メトロエアポート駅でライトレールに、サンタクララ駅でカルトレイン、アルタモント通勤急行、アムトラックに乗り換えることができます。さらに、2025年にはバートがサンタクララ駅に乗り入れる予定です。

サンフランシスコ・ベイエリアの空港の位置関係

サンフランシスコ国際空港やオークランド国際空港と共に、サンフランシスコ・ベイエリアの主要な空の玄関口として機能しています。

脚注

（脚注が必要な場合は、ここに記載します。）

関連項目

アメリカ合衆国の空港の一覧

外部リンク

公式ウェブサイト（英語）

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