ハドソン・ミュージックエンタテインメント

ハドソン・ミュージックエンタテインメント（HUDSON MUSIC ENTERTAINMENT）は、かつて存在した日本のレコードレーベルです。ゲーム会社として知られるハドソンが、音楽事業を拡大するために設立しました。販売委託はポニーキャニオンが担当していました。

レーベルの概要

ハドソン・ミュージックエンタテインメントは、主に東京と札幌に拠点を置き、多様な音楽ジャンルのアーティストを擁していました。2011年4月にはKIKURIの配信限定シングル「これからをふたりで」をリリースしましたが、その後、新譜の発売は行われていません。

2012年3月1日、ハドソンがコナミデジタルエンタテインメントに吸収合併されたことに伴い、ハドソン・ミュージックエンタテインメントも吸収分割方式で、同じコナミグループのKME株式会社に承継されました。これにより、ハドソン・ミュージックエンタテインメントとしての活動は終了しました。

所属していた主なアーティスト

ハドソン・ミュージックエンタテインメントには、様々なジャンルのアーティストが所属していました。以下に主なアーティストとリリース作品をまとめます。

TUT-1026
2008年 アルバム「エブリバディー」[QWCH-10001]をリリース後、EMIミュージック・ジャパンへ移籍しました。
EIGHT TRACK
2008年 アルバム「EPISODE 1」[QWCH-10002]をリリース後、KSRへ移籍しました。
LGYankees
2008年から2011年にかけて所属していました。
Clef
2008年から2010年にかけて所属していました。
Noa
2008年から2010年にかけて所属していました。
PURPLE REVEL
2009年 アルバム「SPECIAL ONE」[QWCH-10012]をリリース後、Venus-Bへ移籍しました。
SO-TA
2009年 アルバム「Why」[QWCH-10013]をリリース後、Venus-Bへ移籍しました。
GIO
2010年 アルバム「NO DOUBT DE GIO」[QWCH-10019]をリリース。
HEARTLAND
2009年 シングル「Believe... feat. ラッパ我リヤ」[QWCH-00005]をリリースしました。
はいだしょうこ&高橋名人
2009年 シングル「お魚のうた」[QWCH-00006]をリリースしました。
B-DASH
2009年 シングル「カマたまご」[QWCH-00007]をリリースしました。
Ao
2009年 アルバム「スペースオペラ」[QWCH-10008]をリリース後、FISTへ移籍しました。
松井常松
2009年 アルバム「HORIZON 〜20TH ANNIVERSARY〜」[QWCH-10011]をリリース後、EMIミュージック・ジャパン、後にユニバーサルミュージックへ移籍しました。
中村舞子
2010年 アルバム「CURE」[QWCH-10016]をリリース後、ポニーキャニオンへ移籍しました。
Aizdean
2010年 アルバム「Aizdean」[QWCH-10018]をリリースしました。
SioreeNa (池田詩織)
2011年 音楽配信シングル「キミノナマエ~I Miss You~」をリリースしました。
KIKURI
2011年配信限定シングル「これからをふたりで」をリリース。
スキップカウズ

レーベル

ハドソン・ミュージックエンタテインメント傘下には、以下のレーベルが存在しました。

NO DOUBT TRACKS
Beat Shake Records

コンピレーションアルバム

複数のアーティストが参加したコンピレーションアルバムもリリースされていました。

関連事項

ハドソン
ハドソン・ミュージックエンタテインメントの親会社であるゲーム会社。
油布賢一
ハドソン音楽事業部のゼネラルマネージャーとして、本レーベルの設立に携わりました。
コナミデジタルエンタテインメント
ハドソンを吸収合併した企業で、ハドソン・ミュージックエンタテインメントの承継先であるKME株式会社もコナミグループの一員です。
ポニーキャニオン
ハドソン・ミュージックエンタテインメントの販売委託を担当しました。

外部リンク

♪HUDSON MUSIC ENTERTAINMENT ハドソン・ミュージックエンタテインメント - ウェイバックマシン（2012年1月20日アーカイブ）
* 新たな音楽レーベルを設立 「ハドソン・ミュージックエンタテインメント」 - ハドソンニュースリリース - ウェイバックマシン（2010年11月24日アーカイブ）

脚注

この情報は、上記の外部リンクやその他の資料を基に作成されました。

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