油布賢一
油布賢一（ゆふ けんいち）は、音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、編曲家、トラックメイカー、マニピュレーター、レコーディング・エンジニア、A&R、そして実業家として、日本の音楽業界で幅広く活躍する人物です。彼の音楽への情熱は、幼稚園時代に始めたピアノ、そして大学時代にテニスコーチをしながら始めたギターに端を発します。
大学卒業後、AppleのMacとMTRを購入し、DTM（デスクトップミュージック）での作曲活動を開始。名古屋のアポロシアター（現在のアポロベース）で週に一度のライブを行うなど、初期から精力的な活動を展開しました。彼が影響を受けたアーティストには、ビートルズ、U2、OASIS、STING、ボン・ジョヴィなどが挙げられます。特に、中学・高校時代はオーディオマニアとして音楽を深く掘り下げていました。
油布氏の作曲における特徴的な点は、転調や展開の巧みさです。これは、エクシング（ジョイサウンド）制作部でカラオケの人気曲を耳コピする仕事を通して、カラオケで支持される楽曲の方程式を見出したことによるものです。彼は、この経験を基に独自の音楽理論を確立し、数多くの楽曲を制作しています。
2021年2月時点で、彼の作編曲した楽曲は200曲、プロデュースを含めると580曲に及びます。彼の音楽活動は多岐にわたり、その足跡は以下の年譜にも示されています。
年譜
1988年 - 大分県立大分南高等学校に入学。
1991年 - 南山大学に入学。
2000年 - 株式会社エクシング（ジョイサウンド）制作部に入社。退社時の役職は第一制作G・統括プロデューサー。
2007年 - ゲームメーカーハドソンの音楽事業部にゼネラルマネージャーとしてヘッドハンティング。ポニーキャニオンと受託契約を結び、レーベル『ハドソン・ミュージックエンタテインメント』を立ち上げ。
2008年 - LGYankees、Noa、LGMonkees、Clef、SO-TAなどのアーティストをプロデュース。
2011年 - 愛知県に株式会社I.Y.Oを設立。
2012年 - エイベックスエンタテインメントと販売受託契約を締結。エクシング（JOYSOUND）と業務取引契約を締結。
2014年 - 2月、ZIP-FMと組み『Noa＆ユンジ』をプロデュース。3月、『ハイレゾカラオケ』の商標を取得。
2015年 - OS☆Uの音楽プロデューサーに就任。7月、作曲したJUJUの『Eternally』がコニカミノルタプラネタリウム“満天”10周年記念テーマソングに起用。
2016年 - 名古屋大須のライブハウス『X-HALL』の経営権を取得し、『X-HALL-ZEN-/THEATER OSU』として運営を開始。
2017年 - 『ハイレゾカラオケ』の商標をエクシングにライセンスアウト。男性アーティストCool-Xのプロデュースを開始。
2019年 - OS☆Uの運営会社「株式会社にぎわいファクトリー名古屋」の代表取締役に就任。
2020年 - 1月、東海地域のFM局「ZIP-FM」とCool-Xのプライベートレーベル「ZIP-X」（販売元：エイベックス・エンタテインメント）を設立。10月、「ZIP-X」よりCool-XがSEAMOをフィーチャーした『My Friend feat. SEAMO』を配信開始。11月4日にCD発売。本楽曲の配信売上が名古屋市・愛知県を通じて医療従事者に寄付。
人物像
油布氏は、音楽活動以外にも、硬式テニスの腕前が非常に高く、高校時代には団体で県ベスト4、愛知県選手権のダブルスで3位に入賞した実績を持っています。大学時代にはテニスコーチを務めていました。
趣味はサウナと読書であり、特に司馬遼太郎の歴史小説を愛読しています。歴史好きとしても知られ、戦国時代、幕末、ギリシャ・ローマ時代、中国史では秦以降の項羽と劉邦の時代に特に興味を持っています。
尊敬する人物として松浦勝人と孫正義を挙げており、自身の夢は作曲、編曲、プロデュースのいずれかでグラミー賞を受賞することです。好きな言葉は「WE CAN DO IT.」と「TRY&TRY...失敗の先に成功と栄光がある」です。
プライベートでは、23歳の時にテニスインストラクターをしていた際に出会った20歳の女性と3年後に結婚し、2人の息子を持つ父親でもあります。
2021年からは、音楽活動を目指す若者に向けて音楽・作曲ラボを始動。独自の音楽理論を展開し、その日のうちに1曲を完成させることをミッションとした指導を行っています。
主な提供楽曲
油布氏は、複数の名義を使い分けて楽曲提供を行っています。
『I.Y.O』名義
OS☆U: 「ガンガン☆ダンス」（共作詞）、「Love is All ～つながる「ありがとう」～」（共作詞）、「キミはHERO」（作詞）、「ラブラブ☆ハリケーン 〜No.1!!!!!!!～」（共作詞）
Cool-X: 「Kiss Me」（共作詞）、「SEEK」（共作詞）、「バーニング!! ～Dance with Me～」（共作詞・共作曲）、「春歌」（作編曲）、「Playback」（作曲）、「Lady Crazy」（作編曲）、「My Friend feat. SEAMO」（作編曲）
『KENNY』名義
LGYankees: 「Dui☆Dui feat. 大山愛未」（共作曲）、「7days diary feat. Noa」（共作曲）、「恩返し feat. Oh Yeah Yankee (a.k.a 大江裕)」（共作曲）、「かけがえのない場所 feat. 0TU1」（共作曲）
LGMonkees: 「赤い実ハジケタ恋空の下」（共作曲・共編曲、マニピュレーター）、「NAGISA」（共作曲、マニピュレーター）
『油布賢一』名義
樋江井ありさ: 「キミとの世界」（作曲）
JUJU: 「Eternally」（共作曲）
『KENNY a.k.a 油布賢一』『油布賢一 a.k.a KENNY』名義
OS☆U: 「ガンガン☆ダンス」（共作曲）、「Love is All ～つながる「ありがとう」～」（共作曲）、「K.B.M ～Intro～」（作曲）、「キミはHERO」（共作曲・共編曲）、「もうすぐKissだよ☆ (Chu!Chu!Chu!)」（共作曲）、「ラブラブ☆ハリケーン 〜No.1!!!!!!!～」（共作曲・編曲）、「I Say Good-Bye」（共作曲）、「ガンガン☆レインボー」（作曲）、「チクタク☆ラブ」（共作曲）
READY TO KISS: 「エメラルド・クリームソーダ」（作曲・編曲）、「ストロベリー・ソフトキャンディ」（作曲・編曲）、「ゴールデン・マンゴーパフェ」（作曲・編曲）、「ブルーベリー・ヨーグルト・スムージー」（作曲・編曲）、「フェアウェル・チョコバナナ・パンケーキ」（作曲・編曲）
Jewel☆Neige: 「White Trip」（作曲・編曲）
『大分Ken』名義
HKT48 feat. 氣志團：「しぇからしか!」（作曲）
OS☆U：「Sweet Love Story」（共作曲）
プロデュースしたアーティスト
OS☆U
LGYankees
Noa
外部リンク
油布賢一・Facebook
油布賢一 (@IYO_KENNY) - X（旧Twitter）
大学卒業後、AppleのMacとMTRを購入し、DTM（デスクトップミュージック）での作曲活動を開始。名古屋のアポロシアター（現在のアポロベース）で週に一度のライブを行うなど、初期から精力的な活動を展開しました。彼が影響を受けたアーティストには、ビートルズ、U2、OASIS、STING、ボン・ジョヴィなどが挙げられます。特に、中学・高校時代はオーディオマニアとして音楽を深く掘り下げていました。
油布氏の作曲における特徴的な点は、転調や展開の巧みさです。これは、エクシング（ジョイサウンド）制作部でカラオケの人気曲を耳コピする仕事を通して、カラオケで支持される楽曲の方程式を見出したことによるものです。彼は、この経験を基に独自の音楽理論を確立し、数多くの楽曲を制作しています。
2021年2月時点で、彼の作編曲した楽曲は200曲、プロデュースを含めると580曲に及びます。彼の音楽活動は多岐にわたり、その足跡は以下の年譜にも示されています。
年譜
1988年 - 大分県立大分南高等学校に入学。
1991年 - 南山大学に入学。
2000年 - 株式会社エクシング（ジョイサウンド）制作部に入社。退社時の役職は第一制作G・統括プロデューサー。
2007年 - ゲームメーカーハドソンの音楽事業部にゼネラルマネージャーとしてヘッドハンティング。ポニーキャニオンと受託契約を結び、レーベル『ハドソン・ミュージックエンタテインメント』を立ち上げ。
2008年 - LGYankees、Noa、LGMonkees、Clef、SO-TAなどのアーティストをプロデュース。
2011年 - 愛知県に株式会社I.Y.Oを設立。
2012年 - エイベックスエンタテインメントと販売受託契約を締結。エクシング（JOYSOUND）と業務取引契約を締結。
2014年 - 2月、ZIP-FMと組み『Noa＆ユンジ』をプロデュース。3月、『ハイレゾカラオケ』の商標を取得。
2015年 - OS☆Uの音楽プロデューサーに就任。7月、作曲したJUJUの『Eternally』がコニカミノルタプラネタリウム“満天”10周年記念テーマソングに起用。
2016年 - 名古屋大須のライブハウス『X-HALL』の経営権を取得し、『X-HALL-ZEN-/THEATER OSU』として運営を開始。
2017年 - 『ハイレゾカラオケ』の商標をエクシングにライセンスアウト。男性アーティストCool-Xのプロデュースを開始。
2019年 - OS☆Uの運営会社「株式会社にぎわいファクトリー名古屋」の代表取締役に就任。
2020年 - 1月、東海地域のFM局「ZIP-FM」とCool-Xのプライベートレーベル「ZIP-X」（販売元：エイベックス・エンタテインメント）を設立。10月、「ZIP-X」よりCool-XがSEAMOをフィーチャーした『My Friend feat. SEAMO』を配信開始。11月4日にCD発売。本楽曲の配信売上が名古屋市・愛知県を通じて医療従事者に寄付。
人物像
油布氏は、音楽活動以外にも、硬式テニスの腕前が非常に高く、高校時代には団体で県ベスト4、愛知県選手権のダブルスで3位に入賞した実績を持っています。大学時代にはテニスコーチを務めていました。
趣味はサウナと読書であり、特に司馬遼太郎の歴史小説を愛読しています。歴史好きとしても知られ、戦国時代、幕末、ギリシャ・ローマ時代、中国史では秦以降の項羽と劉邦の時代に特に興味を持っています。
尊敬する人物として松浦勝人と孫正義を挙げており、自身の夢は作曲、編曲、プロデュースのいずれかでグラミー賞を受賞することです。好きな言葉は「WE CAN DO IT.」と「TRY&TRY...失敗の先に成功と栄光がある」です。
プライベートでは、23歳の時にテニスインストラクターをしていた際に出会った20歳の女性と3年後に結婚し、2人の息子を持つ父親でもあります。
2021年からは、音楽活動を目指す若者に向けて音楽・作曲ラボを始動。独自の音楽理論を展開し、その日のうちに1曲を完成させることをミッションとした指導を行っています。
主な提供楽曲
油布氏は、複数の名義を使い分けて楽曲提供を行っています。
『I.Y.O』名義
OS☆U: 「ガンガン☆ダンス」（共作詞）、「Love is All ～つながる「ありがとう」～」（共作詞）、「キミはHERO」（作詞）、「ラブラブ☆ハリケーン 〜No.1!!!!!!!～」（共作詞）
Cool-X: 「Kiss Me」（共作詞）、「SEEK」（共作詞）、「バーニング!! ～Dance with Me～」（共作詞・共作曲）、「春歌」（作編曲）、「Playback」（作曲）、「Lady Crazy」（作編曲）、「My Friend feat. SEAMO」（作編曲）
『KENNY』名義
LGYankees: 「Dui☆Dui feat. 大山愛未」（共作曲）、「7days diary feat. Noa」（共作曲）、「恩返し feat. Oh Yeah Yankee (a.k.a 大江裕)」（共作曲）、「かけがえのない場所 feat. 0TU1」（共作曲）
LGMonkees: 「赤い実ハジケタ恋空の下」（共作曲・共編曲、マニピュレーター）、「NAGISA」（共作曲、マニピュレーター）
『油布賢一』名義
樋江井ありさ: 「キミとの世界」（作曲）
JUJU: 「Eternally」（共作曲）
『KENNY a.k.a 油布賢一』『油布賢一 a.k.a KENNY』名義
OS☆U: 「ガンガン☆ダンス」（共作曲）、「Love is All ～つながる「ありがとう」～」（共作曲）、「K.B.M ～Intro～」（作曲）、「キミはHERO」（共作曲・共編曲）、「もうすぐKissだよ☆ (Chu!Chu!Chu!)」（共作曲）、「ラブラブ☆ハリケーン 〜No.1!!!!!!!～」（共作曲・編曲）、「I Say Good-Bye」（共作曲）、「ガンガン☆レインボー」（作曲）、「チクタク☆ラブ」（共作曲）
READY TO KISS: 「エメラルド・クリームソーダ」（作曲・編曲）、「ストロベリー・ソフトキャンディ」（作曲・編曲）、「ゴールデン・マンゴーパフェ」（作曲・編曲）、「ブルーベリー・ヨーグルト・スムージー」（作曲・編曲）、「フェアウェル・チョコバナナ・パンケーキ」（作曲・編曲）
Jewel☆Neige: 「White Trip」（作曲・編曲）
『大分Ken』名義
HKT48 feat. 氣志團：「しぇからしか!」（作曲）
OS☆U：「Sweet Love Story」（共作曲）
プロデュースしたアーティスト
OS☆U
LGYankees
Noa
外部リンク
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油布賢一 (@IYO_KENNY) - X（旧Twitter）
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