ハマイエてれび回覧板

『ハマイエてれび回覧板』の概要

『ハマイエてれび回覧板』は、1997年3月31日から2000年3月31日までの約3年間、山陽放送（RSKテレビ）で放送された夕方の情報番組です。この番組は、毎週月曜日から金曜日までの平日16:54から18:00の時間帯に放送されており、特に岡山の地域情報を中心に扱っていました。初回の放送は16:00からの2時間枠でスタートし、その後の放送は90分間に縮小されました。

番組の構成

番組は、定番のコーナーと日替わりの特集コーナーから成り立っていました。毎日決まった時間に実施されるコーナーは視聴者に親しまれ、予測可能な形で情報を提供していました。一方で、日替わりで放送される特集コーナーは新鮮さを保ち、視聴者の興味を引く内容が盛り込まれていました。

さらに、情報番組としての特色を活かし、JR岡山駅西口やコトデンそごう前といった地域の名所からの生中継も行われました。これにより、視聴者は地域の様子をリアルタイムで楽しむことができ、番組に対する親近感を増していました。

番組の最後には、毎日18:30から放送される『山陽TVイブニングニュース』の予告が流れ、次回の放送内容についても簡単に紹介されていました。これは、視聴者にとって次への期待感を高める重要な役割を果たしていました。

司会と出演者

この番組の司会を務めた浜家輝雄さんは、その穏やかな司会進行で知られており、地域の情報を的確に伝える役割を果たしていました。共演者としては、伊藤奈美さん、花村恭子さんなども出演し、番組の活気を引き立てていました。

また、その他の出演者には米澤秀敏さん、坤徳ひとみさん、中村恵美さん（中継担当）、小林章子さん（クイズ担当）などが名を連ねており、各々の役割によって出演者の個性が引き出される形で番組を構成していました。

番組の音楽

『ハマイエてれび回覧板』のイメージソングには岸田敏志の「白雲悠々」が使用されており、これが番組の印象をより強くする役割を果たしていました。この曲は後にRSKラジオで放送された『はまいえサタデー〜白雲悠々〜』という番組のタイトルにもなり、音楽としても多くの人々に親しまれることとなりました。

まとめ

このように、『ハマイエてれび回覧板』は地域情報を提供しつつ、視聴者とのインタラクションを楽しむ要素も盛り込まれた番組でした。放送が終了してからも、その影響や思い出は多くの岡山の人々の心に残り続けています。風化しがちな地方の情報番組ですが、このような放送があったことは、地域にとって大切な歴史の一部であるといえるでしょう。

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