バイオハザード7 レジデントイービル

概要

『バイオハザード7 レジデントイービル』は、カプコンから2017年 1月26日に発売されたサバイバルホラーゲーム。この作品は『バイオハザード』シリーズの20周年を記念したもので、シリーズの原点に返り、「恐怖」を強くフォーカスした内容となっています。設定は2013年の事件から4年後です。プレイヤーは民間人イーサン・ウィンターズとなり、失踪した妻ミアを探すために怪しげなベイカー家に足を踏み入れ、そこで待ち受ける恐怖を体験します。

ゲームシステム

本作は、前作までの第三者視点シューティングから脱却し、一人称視点（FPS）を採用しており、プレイヤーは完全にゲームの世界に没入する形で進行します。新開発の「REエンジン」はフォトリアルなグラフィックを実現し、PlayStation VRにも完全対応することで、360度自由に見渡せる体験が提供されます。ゲーム内では体力がコデックスという腕時計型デバイスで視覚化され、セーブポイントにはカセットレコーダーが必要とされるなど、過去作のシステムを継承しつつ新しい要素が盛り込まれています。

ストーリー

物語は主人公イーサンが妻ミアから送られた「迎えに来てほしい」というメッセージを手がかりに、ルイジアナ州のベイカー邸を訪れることから始まります。ベイカー家の主であるジャックやその妻マーガレット、さらに異形の存在であるエヴリンなど、数々の恐怖がイーサンを襲います。ミアが変わり果てた姿でイーサンに襲いかかり、彼はやむなく彼女を攻撃せざるを得なくなります。屋敷は家族の恐怖と狂気に満ちており、イーサンは様々な困難を乗り越えながら、隠された真実を解明しなければなりません。

キャラクター

- イーサン・ウィンターズ: 主人公。失踪した妻を探すためにベイカー邸に向かう。
- ミア・ウィンターズ: イーサンの妻で、行方不明となっていた。
- ジャック・ベイカー: ベイカー家の主。不死身の怪物と化した。
- マーガレット・ベイカー: ジャックの妻で、狂気に侵された人物。
- ルーカス・ベイカー: ベイカー家の長男で、サディスティックな性格。
- エヴリン: 運命を狂わす元凶であり、B.O.W.（生物兵器）である少女。

ゲームの舞台

本作の舞台であるベイカー農場は、ダルヴェイの郊外に位置し、廃屋や本館、旧館など複数の施設が構成されています。特異菌によって汚染されたこの場所は、訪れる者たちを恐怖に陥れる孤立した場所となっています。

評価と受賞歴

『バイオハザード7』は多くのゲームアワードで評価され、「サバイバルホラーの最高傑作」と称賛されています。日本ゲーム大賞やThe Game Awardsなど、数多くの賞を受賞しており、世界中での販売本数も好調です。また、VR体験の革新により、プレイヤーの没入感を深め、恐怖体験が強化されています。

まとめ

『バイオハザード7 レジデントイービル』は、シリーズの新たな可能性を切り開いた作品であり、恐怖と謎解きを楽しむプレイヤーにとって、間違いなく印象的な体験を提供するゲームです。このゲームは、単なるホラーゲームを超えた、深いストーリーと革新的な技術が融合した作品となっており、ファンと新規プレイヤーの双方にとって必見のタイトルです。

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