バトルフィールド:バッドカンパニー
『バトルフィールド:バッドカンパニー』は、
エレクトロニック・アーツが展開する人気
ファーストパーソン・シューティングゲーム(FPS)です。シリーズの特長として知られるマルチプレイ重視のデザインはそのままに、今回はシングルプレイにも重点が置かれています。これにより、ストーリーがより深く、プレイヤーが感情移入しやすい内容になっています。
シングルプレイの特色
従来のバトルフィールドシリーズでは、シングルプレイは主にマルチプレイのトレーニング用に位置づけられていましたが、今作ではしっかりとしたストーリーが用意されています。主人公プレストン・マーロウは、
アメリカ陸軍第222大隊に配属される新米
兵士。彼は「バッドカンパニー」と呼ばれる
部隊に加わり、数々のミッションに挑むことになります。
物語の背景
物語は、紛争が絶えない時代を舞台にしています。軍
刑務所に
収監されるはずだったマーロウは、運命的にバッドカンパニーの一員となり、彼らと共に敵の主要拠点を次々と攻略する任務を担います。途中で、敵軍の戦力が名の知れた傭兵集団によって支えられていることを発見し、それに伴う金塊奪取の策を練ることになります。プレイヤーは、彼らと共に戦の最前線へと送り込まれ、スリリングな展開を味わいます。
キャラクター紹介
- - プレストン・マーロウ:物語の主人公であり、プレイヤーが操作するキャラクター。彼は陸軍に憧れ、父や祖父が軍人である影響を受けています。
- - サミュエル・D・レッドフォード:バッドカンパニーの部隊長で、部下を思いやる性格を持っています。彼の夢は、退役後に穏やかな生活を送ることです。
- - ジョージ・ゴードン・ハガード・ジュニア:爆発を愛するトラブルメーカー。仲間をしばしば困らせる存在です。
- - テレンス・スウィートウォーター:おしゃべり好きで軽い性格の持ち主。様々な知識で仲間をサポートします。
- - マイク-ワン-ジュリエット:大隊の無線担当官で、状況報告や支援を行います。彼女の声は特に印象的です。
敵と状況
部隊が直面する敵は、前述の傭兵集団「レジョネア」であり、金塊を報酬に
軍事作戦を展開します。物語が進むにつれ、自らの正義を信じて戦う彼らのバランスが計られ、緊張感が高まります。
マルチプレイ体験
マルチプレイでは、
アメリカ軍、ロシアの傭兵
部隊、
中東連合の3つの勢力が登場します。玩家は各種兵装やクラスを選び、戦略に応じた戦闘が楽しめます。突撃兵、工兵、
偵察兵、特殊兵、援護兵といったクラスごとに異なる能力を持ち、チームとしての連携が勝利の鍵となります。
ゲームモード
- - ゴールドラッシュ:攻撃側と防御側に分かれ、金塊をめぐって戦います。
- - コンクエスト:マップ上の拠点を占有する伝統的なモードです。
技術的進化
本作の技術基盤として新たに導入されたFrostbiteエンジンは高い画質と安定性を誇ります。特に、オブジェクトの破壊が可能なシステムが大きな特徴で、バトルフィールドの環境がリアルに損傷し、戦略的なプレイが生まれやすくなっています。
結論
『バトルフィールド:バッドカンパニー』は、従来のマルチプレイの魅力に加えて、ストーリー性やキャラクターの個性が豊かに描かれており、プレイヤーを引き込む作品に仕上がっています。シングルプレイでもマルチプレイでも、それぞれの戦場を体験し、仲間と共に勝利を目指す楽しさは、FPSゲームとしての本作の大きな魅力です。