バトルフィールド1

『バトルフィールド 1』について

『バトルフィールド 1』は、エレクトロニック・アーツが2016年10月21日に発売したコンピュータゲームです。このゲームは、シリーズの中でも初めて第一次世界大戦をテーマにしたファーストパーソン・シューティング（FPS）ゲームであり、対象プラットフォームにはMicrosoft Windows、PlayStation 4|PlayStation_4、Xbox Oneがあります。シリーズの歴史の中で最も古い時代を舞台にした作品であるため、「1」というナンバリングが付けられています。

ゲームの概要

ゲームは、史実に基づいた設定が施されており、プレイヤーは馬や戦車、航空機、さらには海軍の艦艇を操ることができます。発売されると、PlayStation 4|PlayStation_4版は約11万本を売り上げ、売上ランキングで1位を獲得しました。また、2017年度末にはプレイヤー数が1900万人を超え、前作『バトルフィールド 4』から50%の増加を記録しています。

シングルプレイ

本作のシングルプレイモードは、複数のエピソードから成るオムニバス形式で構成されています。「大戦の書（War Story）」という6つの異なるエピソードには、実際の歴史的な人物や事件が反映されており、より深い物語体験が提供されています。

例えば、「血と泥濘の先に」では新米戦車兵ダニー・エドワーズの視点で物語が進行し、キャンペーン序盤において彼の仲間が次々に死亡する様子が描かれています。また、「記されぬ言葉」では、オスマン帝国による圧政に抵抗する女性戦士ザラ・グフランが主人公となり、彼女の奮闘が繰り広げられます。

マルチプレイ

マルチプレイモードには、多彩なゲームモードとシステムが揃っています。新しい通貨「ウォーボンド」を導入し、プレイヤーはランクアップ時に獲得したウォーボンドを使って装備をアンロックすることができます。また、兵科や武器のカスタマイズが大幅に変更され、プレイヤーの戦略に応じた独自のスタイルを構築できるようになっています。

特に注目すべきは「オペレーション」モードで、攻撃側と防衛側に分かれ、複数のマップを基地の占領を目指して戦う新たな試みです。このモードでは、歴史に基づいたシナリオで戦いが展開し、プレイヤーは毎回異なる戦局を体験することができます。

兵科システム

本作では兵科が見直され、突撃兵、看護兵、援護兵、偵察兵に加えて新たに騎兵や戦車兵、パイロットが登場します。それぞれの兵科は独特の武器と役割を持ち、チーム戦略において重要な要素となっています。特に看護兵は、仲間の体力を回復させたり、蘇生を行ったりすることができ、チームの生存率を高める重要な役割です。

拡張パック

『バトルフィールド 1』には複数の拡張パックがあり、新しいマップや兵器、ゲームモードが追加されています。これにより、プレイヤーはより多くの戦場で戦い、さらなる戦略を探究することが可能です。

まとめ

『バトルフィールド 1』は、情熱的なゲームプレイと歴史的背景が融合した作品であり、プレイヤーは壮大な戦争の一部となることで多くの感動を体験できるでしょう。シングルプレイ、マルチプレイともに多様な選択肢が用意されており、飽きることなく楽しむことができるゲームです。

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