バンザイ歌謡曲それッ!

バンザイ歌謡曲それッ!

「バンザイ歌謡曲それッ!」は、ラジオ大阪が2005年4月から2006年9月まで放送した音楽番組です。この番組は、リスナーから寄せられた音楽リクエストを元に構成されており、パーソナリティたちのお話やゲストのプロモーションも楽しむことができました。特に金曜日に行われた「金曜スペシャル OSAKA歌謡ウェーブ」では、毎回2～3組のゲスト歌手が登場し、多くのリスナーに親しまれました。特に、1970年代から1980年代にかけての人気楽曲が中心となっていました。

番組の背景と放送時間

ラジオ大阪では、1967年から1987年にかけて「みんなでみんなでリクエスト バンザイ!歌謡曲」という音楽リクエスト番組が放送されるなど、歌謡曲のリクエスト番組が長い歴史を持っています。その後の「歌謡曲これイチバン」や「カンカン歌謡曲」と続き、2005年度には平日のナイター中継のスケジュール変更に伴い、歌謡曲の番組がナイターゾーンに移設されました。このリニューアルの一環として誕生したのが「バンザイ歌謡曲それッ!」です。

放送時間は、月曜日から木曜日が18:00から20:30（2006年3月までは18:00から21:00）、金曜日は「金曜スペシャル OSAKA歌謡ウェーブ」として18:30から21:00（2006年3月までは19:00から22:00）となっていました。また、10月にはプロ野球日本選手権シリーズの中継に合わせて、土曜・日曜日にも特別に「OSAKA歌謡ウェーブ」が放送されることもありました。

主要な出演者とコーナー

この音楽番組では、月曜日・火曜日には松本恵治、 水曜日・木曜日には高岡美樹、金曜日には水谷ひろしと浅野亜希子が出演しました。各曜日はそれぞれ独自のコーナーや構成を持ち、リスナーとのコミュニケーションが図られました。

例えば、18：15から18：20には「ビタミント」が放送され、金曜日は番組外で制作されるといった工夫もなされていました。また、月曜日から木曜日の18：50から18：53までは「テレマートラジオショッピング」が設けられ、18：54から18：59までは「テイチクホットコーナー」が登場します。

夜の時間帯には、月曜には「夕焼けエッセー」、火曜には「どうなってるの?裁判員制度」、水曜には「パチパラ」、木曜には「VIPアメージングインタビュー」といった多様な情報コーナーが提供されました。さらに、19:30から20:00の時間帯では、各曜日ごとに特別な音楽番組が放送され、リスナーに新しい音楽を紹介する役割を果たしました。

番組の特徴と影響

「バンザイ歌謡曲それッ!」は、リスナーとの距離が近いアットホームな雰囲気が特徴でした。寄せられるリクエストには多くの人気曲が含まれ、特にリスナーからの支持を元にした番組作りが行われていました。また、歌手とファンが直接触れ合える機会が増えたことで、音楽界におけるコネクションの強化にも寄与しました。

最後に、2006年10月以降も「OSAKA歌謡ウェーブ」という形式で、音楽番組の放送が続いており、「バンザイ歌謡曲それッ!」の存在は、ラジオ大阪の音楽番組史において今もなお語り継がれています。

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