パスラボ山形ワイヴァンズ

パスラボ山形ワイヴァンズ: 地元を支えるプロバスケットボールチーム

パスラボ山形ワイヴァンズ（英: Passlab Yamagata Wyverns）は、山形県天童市を拠点に活動するプロバスケットボールチームです。2013年に創設され、現在はB2リーグ、東地区に所属しています。チーム名の「パスラボ」は運営法人である株式会社パスラボに由来し、チームの理念である「人から人へのパスを開発する研究所」の思いが込められています。また「ワイヴァンズ」という愛称は、伝説のドラゴン「ワイバーン」から派生していて、公募によって名付けられました。チームのプレースタイルは、力強さを象徴する攻撃的な戦術と冷静な状況判断を兼ね備え、観る人々を魅了し続けています。

ロゴとカラー

チームのロゴは、コウモリの翼やワシの脚、そして蛇の尾をモチーフにしたデザインです。メインカラーにはウェイクンバイオレットが使用され、特にコウモリの翼にその色が反映されています。このロゴは、東北芸術工科大学のグラフィックデザイン学科のチーム「ASSIST」によって制作されました。最初の数シーズンにおいては、地元メディアでは『パスラボ山形』と呼ばれることが多かったですが、2016年頃から『山形ワイヴァンズ』の呼称が定着し始め、一部メディアでもこの呼び方が増えました。

ホームアリーナと活動地域

ワイヴァンズの活動地域は山形県全体に広がっており、運営法人の株式会社パスラボは山形市に本社を置いています。初めは山形市総合スポーツセンターをホームアリーナとしていましたが、Bリーグの規定に合わせて、2016年に収容人数5000人以上の山形県総合運動公園体育館に移転しました。また、練習場として山辺町民総合体育館と協定を結んでいます。

ユニフォームとスポンサー

ワイヴァンズのユニフォームは、サプライヤーのビーファイブによって提供されています。さまざまな企業がスポンサーとして関与しており、フロント面には吉本興業やダイバーシティメディアなどのロゴがあります。また、ユニフォームのデザインにも多くの工夫がされています。

マスコットキャラクター

チームのマスコットキャラクターは「ヴァンゴー」であり、ワイバーンの幼少期の姿をモチーフに設計されています。山形牛を愛するこのキャラクターは、ファンとの交流の一環として活躍しています。

創設から現在の歩み

パスラボ山形ワイヴァンズは、栃木ブレックスの下部組織であったTGI D-RISEを前身としています。チームは2013年に設立され、最初のシーズンではプレイオフに進出するなど順調なスタートを切りました。その後、リーグ構造の変更に伴ってB2リーグに参加。その間、ヘッドコーチが何度も変わりましたが、チームは毎シーズン成長を続けています。

最近の成績

近年の成績を見てみると、2020-21シーズンにはプレイオフ進出を果たしたものの、成績の波があることも事実です。しかし、2023-24シーズンからは新たなヘッドコーチが就任し、さらなる再生を期待されています。

地域とのつながり

パスラボ山形ワイヴァンズは、地域密着型の運営方針を掲げており、地元のイベントにも積極的に参加しています。地元の方々と交流し、共に地域を盛り上げる活動は、チームにとっても重要な使命です。観客動員数の増加や地域活性化に寄与する活動は、これからも続いていくことでしょう。

公式ウェブサイトとSNS

詳しい情報は公式ウェブサイトやSNSをチェックすることができます。本チームの応援を通じて、山形県をさらに発展させる活動に参加してみませんか？

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