ビクター・レイエス

ビクター・ホセ・レイエス：ベネズエラ出身の俊足巧打の外野手

ビクター・ホセ・レイエス（Víctor José Reyes）は、1994年10月5日生まれ、ベネズエラ・アンソアテギ州バルセロナ出身のプロ野球選手です。現在はKBOリーグのロッテ・ジャイアンツに所属し、外野手として活躍しています。右投両打。

プロ入りからMLBデビューまで

2011年7月、レイエスはアトランタ・ブレーブスと契約しプロのキャリアをスタートさせました。ルーキーリーグでの経験を経て、着実にステップアップ。

2012年：ドミニカン・サマーリーグで打率.296、12盗塁を記録。
2013年：ガルフ・コーストリーグとアパラチアンリーグで打率.342と高い数字を残しました。
2014年：A級ローム・ブレーブスで打率.259、12盗塁をマーク。

2015年4月には、ドラフト指名権とのトレードでアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。A級ケーンカウンティ・クーガーズで打率.311、13盗塁と才能を開花させました。その後も、A+級、AA級と順調に昇格し、着実に実力をつけていきました。

2016年：A+級で打率.303、6本塁打、20盗塁。
2017年：AA級で打率.292、4本塁打、18盗塁。

デトロイト・タイガース時代

2017年12月、ルール・ファイブ・ドラフトでデトロイト・タイガースから指名を受け、メジャーリーグへの扉を開きます。2018年には開幕ロースター入りを果たし、4月1日のパイレーツ戦でメジャーデビュー。「9番・左翼手」として先発出場しました。この年は100試合に出場し、打率.222、1本塁打、9盗塁を記録。2019年には69試合に出場し、打率.304、3本塁打、9盗塁と打撃面で成長を見せました。

ホワイトソックス傘下からKBOへ

2022年11月にFAとなると、2022年12月にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約。2023年のスプリングトレーニングには招待選手として参加しましたが、メジャーでの出場機会は得られず、再びFAとなりました。

2023年12月、レイエスは新たな挑戦の場として韓国プロ野球（KBO）のロッテ・ジャイアンツと契約。2024年には、シーズン最多安打記録を更新するなど、KBOの舞台でその才能を発揮しています。

プレースタイル

レイエスは、俊足が武器の外野手です。メジャーリーグ全体でも上位に入るスプリントスピードを誇ります。打撃では、広角に打ち分ける技術を持ち合わせており、出塁能力も高い選手です。

年度別打撃成績

(省略)

背番号

22（2018年 - 2022年）
* 29（2024年 - ）

まとめ

ビクター・ホセ・レイエスは、MLBでの経験を活かし、KBOで新たな活躍を見せる注目の外野手です。今後の更なる活躍が期待されます。

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