ビッグ・ショー! ハワイに唄えばとは？意味をやさしく解説

『ビッグ・ショー！ハワイに唄えば』

概要

『ビッグ・ショー！ハワイに唄えば』は、1999年に公開された日本のコメディ映画で、東宝系での上映が行われました。本作は、前年に公開された「のど自慢」の続編として位置づけられており、井筒和幸監督が手がけています。主人公である赤城麗子のその後を描く、ユーモア溢れる作品となっています。

あらすじ

物語は、売れない演歌歌手の赤城麗子（室井滋）が中心です。彼女は「NHKのど自慢」に出場したことで、久しぶりに自信を取り戻します。持ち歌「おしどり涙」が少しだけ注目を集めたことをきっかけに、マネージャーの須貝（尾藤イサオ）と共に、歌手活動の新たな一歩を踏み出すことになります。チャンスを逃さず、彼らは新たに雇った付き人の高橋里美（竹内結子）を連れ、ハワイへ向かいます。

期待に胸を膨らませてハワイに到着するものの、彼らのスケジュールは思わぬ展開を見せます。仕事は一晩だけの女子プロレスの前座で歌うこととなり、リゾート地での楽しみは、ビーチでのんびりしたり、ショッピングをしたりと、のどかな時間が流れていきます。この楽しいハワイの旅の中で、赤城麗子は新たな出会いや出来事に直面することになります。

スタッフ

本作を手がけたのは、監督の井筒和幸を筆頭に、脚本を担当した安倍照男、塩田千種、金子弦二郎、井筒和幸といった多才な脚本家陣、プロデューサーには李鳳宇、ジェームス・J・フリードマン、李柱益、石原仁美が名を連ねています。また、撮影は浜田毅、音楽は藤野浩一が担当し、挿入歌として都はるみの楽曲が使用されています。エンディング・テーマには同じく都はるみの「好きになった人」が採用されています。編集を担当したのは冨田伸子で、シネカノン、東宝、日活の共同制作による作品となっています。

キャスト

- 赤城麗子（室井滋）
- 須貝照男（尾藤イサオ）
- 都はるみ（都はるみ）
- ジョー坂上（加藤茶）
- 高橋里美（竹内結子）
- 日計世・ジミー（大森南朋）
- 漁火伸二（山本太郎）
- 島田（菅原大吉）
- メデューサ坂上（武田久美子）
- 日本人レスラー（渡辺智子）
- ショーの司会者（玉置宏）
- 田代（原田芳雄）
- 若井みどり
- 団時朗
- 久米明

ビッグ・ショー! ハワイに唄えば