ビル・モリッシー

ビル・モリッシー：プロレス界の巨漢、その軌跡と魅力

ビル・モリッシー（William "Bill" Morrissey、1986年8月16日 - ）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州グレンデール出身のプロレスラーです。現在はAEWに所属し、その恵まれた体格とパワーを活かしたファイトスタイルで観客を魅了しています。

バスケットボールからプロレスへ

モリッシーは、プロレスラーになる前はバスケットボールに打ち込んでいました。ニューヨーク大学ではキャプテンを務めるなど、そのリーダーシップと運動能力を発揮していました。プロレスラーとしてのキャリアは、2010年に地元ニューヨークのインディー団体WUW（World of Unpredictable Wrestling）に入団したことから始まります。ジョニー・ロッズという名トレーナーの指導の下、ビッグ・ビル・ヤング（Big Bill Young）のリングネームで活動を開始しました。

WWEでの挑戦

2011年6月、モリッシーはWWEとディベロップメント契約を交わし、傘下団体のFCW（Florida Championship Wrestling）にてコリン・キャサディ（Colin Cassady）のリングネームで活動を始めます。WWE上層部の期待も高く、入団間もない時期からハウスショーでデビューを飾ります。その後、NXT（WWEの育成ブランド）へと移行し、エンツォ・アモーレとのタッグチーム「エンツォ・アモーレ and ビッグ・キャス」を結成。このタッグチームは、その個性的なキャラクターとパフォーマンスで人気を博し、WWE昇格のきっかけとなりました。

WWE昇格後も、エンツォとのタッグで活躍を続けましたが、2017年にチームは解散。その後はシングルプレイヤーとして活動しましたが、2018年にWWEを解雇されます。

AEWでの新たなスタート

2022年5月、モリッシーはAEW（All Elite Wrestling）に登場し、新たなスタートを切りました。AEWでは、ビッグ・ビル（Big Bill）のリングネームで、リッキー・スタークスとのタッグでAEW世界タッグ王座を獲得するなど、その実力を発揮しています。

得意技

モリッシーの得意技は、その巨体を活かしたパワーと、バスケットボールで培った運動能力を活かした技の数々です。

イーストリバー・クロッシング: スウィング式サイドスラム。
パワーボム
ランニング・ビッグブート
エンパイア・エルボー

タイトル歴

* AEW世界タッグ王座: 1回（パートナーはリッキー・スタークス）

まとめ

ビル・モリッシーは、バスケットボール選手からプロレスラーへと転身し、WWE、AEWというメジャー団体で活躍を続ける、努力と才能を兼ね備えた選手です。今後の活躍にも期待が高まります。

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