リッキー・スタークス

リッキー・スタークス

リッキー・スタークス（Ricky Starks）は、1990年2月21日生まれのアメリカ合衆国出身のプロレスラーです。現在、オールエリートレスリング（AEW）に所属しており、独自のスタイルで注目を集めています。スタークスは、その華やかで技巧的なレスリング技術から、多くのファンに支持されています。

得意技

リッキー・スタークスの技術は多岐にわたり、特にフィニッシュ・ホールドとして知られる「ロシャンボ」は危険度が高く、観客を引きつけるものです。この技は、相手をカナディアン・バックブリーカーの体勢で持ち上げ、前方に180°反転させた後、マットに叩きつけるスタイルで、受け身を取ることがほぼ不可能なため非常に迫力があります。この他にも、ダブルアーム式バージョンの変形フェイスバスターも使っており、その技のバリエーションが彼の強みとなっています。

スタークスはまた、「ザ・バスター・キートン」という技も使います。相手をリバース・フルネルソンの形で持ち上げ、走り込んでから反転させて投げ落とします。この動作に伴い、自ら膝で着地する際に相手をマットに叩きつけるため、相手に対するインパクトが強烈です。

打撃技

リッキー・スタークスは多様な打撃技でも知られています。例えば、エルボーやエルボー・スタンプ、バック・ハンドチョップなどを多用しており、試合中に強力な攻撃を繰り出す姿が印象的です。また、ドロップキックやロー・ドロップキック、ミサイル・ドロップキックも彼の持ち技の一部で、これらの技は相手に瞬時にダメージを与えるために使用されます。さらに、スピアーやニーリフト、ハイ・ニー、延髄斬りなど、打撃技のレパートリーは実に広範囲です。

投げ技

スタークスのもう一つの特徴は、その投げ技のバリエーションの豊富さです。スープレックス、スーパープレックス、ボディースラム、パワースラムなどの伝統的な投げ技から、ジャーマン・スープレックスやスパインバスター、パワーボムといった強力な技まで使いこなしています。また、スイング・ネックブリーカーは、相手を巧みに操りながら技を決めるスタンスも彼のスタイルの一部です。

タイトル歴

リッキー・スタークスはAEWでの活躍により、FTW王座を1回獲得しており、第5代王者としてその名を刻んでいます。これにより、スタークスはレスリング界での地位を確立し、今後の活躍が期待されています。

総じて、リッキー・スタークスは技術力と個性を兼ね備えたプロレスラーであり、今後ますます彼の動向に注目が集まることでしょう。

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