フライングライナー号

フライングライナー号：東京～大阪を結ぶ夜行高速バス

フライングライナー号は、東京都江東区と大阪府大阪市を結ぶ夜行高速バスであり、全席指定制です。本記事では、姉妹路線であるフライングスニーカー大阪号、および過去に運行されていたフライングスニーカー京都・茨木号についても解説します。

運行会社

東北急行バス（東京営業所）
近鉄バス（八尾営業所）

フライングスニーカー京都・茨木号は、東北急行バスが単独で運行し、近鉄バスは大阪側での予約・発券・運行支援のみを行っていました。

乗務体制

フライングライナー号：2名乗務
フライングスニーカー大阪号：東北急行バスは2名乗務（2014年4月2日東京発より。以前はワンマン運行）。近鉄バスは2台の車両に3名の乗務員を配置する2車3人体制。
フライングスニーカー京都・茨木号（廃止）：ワンマン運行

運行経路と停車停留所

現行路線

フライングライナー号

東北急行バス東京営業所 - 東京ディズニーランド - 東京駅八重洲通り - 横浜駅西口 - （東名高速道路） - （名神高速道路） - 京都駅八条口 - （名神高速道路） - 大阪駅前 - なんばOCATビル - あべの橋駅

フライングスニーカー大阪号

東北急行バス東京営業所 - 東京ディズニーランド - 浅草駅前 - 上野駅前 - 東京駅八重洲通り - （東名高速道路） - （新名神高速道路） - （名神高速道路） - 京都駅八条口 - （名神高速道路） - 大阪駅前 - なんばOCATビル - あべの橋駅

※東京駅八重洲通りは、東京駅八重洲口から徒歩3分の場所に位置します。

※横浜駅西口は、西口第2のりば（東京建物横浜ビル前）です。

※大阪駅前は、近鉄バス梅田バス停と同じ場所です。

廃止路線

フライングスニーカー京都・茨木号（2011年12月31日廃止）

東北急行バス東京営業所 - 東京駅八重洲通り - （東名高速道路） - （名神高速道路） - 京都駅八条口 - （名神高速道路） - JR茨木駅 - 阪急茨木市駅 - 大日駅

沿革

2003年12月18日：フライングライナー号が東京～大阪あべの橋間で運行開始（東北急行バス・近鉄バス共同運行）。
2004年3月5日：格安便フライングスニーカー号が運行開始。
2005年3月20日：フライングライナー号が京都経由に変更。フライングスニーカー京都・茨木号が運行開始。格安便の大阪系統はフライングスニーカー大阪号に改称。
2006年8月2日：フライングライナー号の大阪側は藤井寺駅まで延長、東京側は新木場駅経由に変更。
2007年4月19日：フライングライナー号が横浜駅西口経由に変更。新木場駅は廃止。
2007年10月2日：フライングスニーカー京都・茨木号が大日駅まで延長。
2008年6月2日：フライングスニーカー京都・茨木号が金土日のみの運行、全便を東北急行バスのみの担当に変更。
2008年7月10日：フライングスニーカー京都・茨木号が毎日運行に戻り、所要時間を短縮。
2008年10月1日：運行経路を伊勢湾岸自動車道・新名神高速道路に変更し、所要時間を短縮。
2011年3月21日：東日本大震災によりフライングスニーカー京都・茨木号が運休。
2011年8月1日：フライングスニーカー大阪号が京都駅経由に変更。フライングライナー号も時刻を変更。
2011年12月20日：フライングライナー号が上野、浅草方面へ延伸。
2011年12月31日：フライングスニーカー京都・茨木号が廃止。
2016年12月1日：フライングスニーカー大阪号の東京発便がユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ延長。
2017年7月14日：フライングライナー号、フライングスニーカー号が東京ディズニーランドへ乗り入れ開始。
2019年6月21日：運賃改定。
2020年4月～2021年3月：新型コロナウイルスの影響で運休期間あり
2021年3月：「フライングライナー号」「フライングスニーカー号」が運行再開

車両

両社とも日野・セレガを使用。近鉄バスは過去に2階建てバス（三菱ふそう・エアロキング）を使用していた時期があります。

設備

フライングライナー号：独立3列シート、トイレ、飲み物、スリッパ、通路仕切りカーテン（近鉄のみ）、毛布
* フライングスニーカー大阪号、フライングスニーカー京都・茨木号（廃止）：2人掛け4列シート、トイレ、毛布、飲み物（東北急行のみ）

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