フリート・フォクシーズ

フリート・フォクシーズ (Fleet Foxes)

フリート・フォクシーズは、アメリカ合衆国シアトル出身のインディーロックバンドです。2006年にロビン・ペックノールドを中心に結成され、その美しいハーモニーと牧歌的なサウンドで、瞬く間に世界中の音楽ファンを魅了しました。

来歴

2006年、シアトルでロビン・ペックノールドが中心となりバンドを結成。地元シアトルの名門インディーレーベル「サブ・ポップ」と、ヨーロッパでは元コクトー・ツインズのサイモン・レイモンドが運営する「ベラ・ユニオン」と契約し、その音楽活動を本格化させました。

同年、デビューEP『The Fleet Foxes』をリリース。2008年2月には2枚目のEP『サン・ジャイアント』を発表し、同年6月にはセルフタイトルのデビューアルバム『フリート・フォクシーズ』をリリースしました。アコースティックギター、バンジョー、マンドリン、ピアノ、フルートなど、多様な楽器を取り入れたサウンドと、壮大なコーラスワークが特徴です。これらの作品は、ビルボードやピッチフォーク・メディアをはじめとする世界中のメディアから高い評価を受け、年間チャートにランクインするなど、大きな成功を収めました。

2011年には、2作目のアルバム『ヘルプレスネス・ブルーズ』を発表。2017年には3作目のアルバム『クラック-アップ』をリリースし、音楽性の幅を広げました。2020年にはアンタイ・レコードと契約し、4枚目のアルバム『SHORE』をデジタルリリース。ロビン・ペックノールドは、「世界の状況が一変し、半分しかできていないアルバムがクローゼットのハードドライブに眠っていたこの4月に尋ねられていたら、アルバムは決してリリースされないだろうと答えていたでしょう。だから、この作品が今の形にまとまって、完成後すぐに皆さんに届けられることがとても嬉しいです」と声明を発表しています。

メンバー

ロビン・ペックノールド (Robin Pecknold) - ボーカル、ギター (2006年- )
スカイラー・シェルセット (Skyler Skjelset) - ギター、マンドリン、ボーカル (2006年- )
ケイシー・ウェスコット (Casey Wescott) - キーボード、マンドリン、ボーカル (2006年- )
クリスティアン・ワーゴ (Christian Wargo) - ベース、ギター、ボーカル (2008年- )
モーガン・ヘンダーソン (Morgan Henderson) - アップライトベース、ギター、木管楽器、ヴァイオリン、パーカッション (2010年- )

旧メンバー

ブライアン・ラムセン (Bryn Lumsden) - ベース (2006年)
クレイグ・カラン (Craig Curran) - ベース、ボーカル (2006年-2008年)
ニック・ピーターソン (Nicholas Peterson) - ドラム、パーカッション、ボーカル (2006年-2008年)
ジョシュ・ティルマン (Josh Tillman) - ドラム、ボーカル (2008年-2012年)

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

フリート・フォクシーズ (2008年)
ヘルプレスネス・ブルーズ (2011年)
クラック-アップ (2017年)
SHORE (2020年)

ライブ・アルバム

A Very Lonely Solstice (2021年)

EP

The Fleet Foxes (2006年)
サン・ジャイアント (Sun Giant) (2008年) ※全米176位。日本盤はファースト・アルバムに追加収録

コンピレーション・アルバム

ファースト・コレクション (2006-2009) (2018年)

来日公演

2012年
1月17日 大阪 BIG CAT
1月18日 愛知 名古屋 CLUB QUATTRO
1月20日 東京 STUDIO COAST
2018年
1月18日 東京 ZEPP DiverCity Tokyo
1月19日 大阪 BIG CAT

外部リンク

公式ウェブサイト
フリート・フォクシーズ - Myspace
サブ・ポップ内のページ
ノンサッチ・レコード内のページ

もう一度検索