ブッダ・ベイカー

ブッダ・ベイカー：NFLを代表するセイフティの軌跡

ビシャード・ブッダ・ベイカー（Bishard Budda Baker, 1996年1月10日 - ）は、アメリカ合衆国ワシントン州ベルビュー出身のプロアメリカンフットボール選手です。現在はNFLのアリゾナ・カージナルスに所属し、セイフティとして活躍しています。

カレッジ時代

ベイカーはワシントン大学に進学し、アメリカンフットボール選手として才能を開花させました。3年目の2016年シーズンには、オールアメリカンファーストチームに選出されるほどの活躍を見せました。彼はそのシーズン後、4年目のシーズンをプレーせずに2017年のNFLドラフトに参加することを決意しました。

NFLキャリア

アリゾナ・カージナルス

ベイカーは2017年のNFLドラフトで、アリゾナ・カージナルスから2巡目全体36位で指名を受け、プロのキャリアをスタートさせました。

2017年シーズン

ルーキーイヤーとなるこのシーズン、ベイカーは第1週のデトロイト・ライオンズ戦でキャリア初出場を果たしました。第11週のヒューストン・テキサンズ戦では先発出場し、シーズンハイとなる13タックル、2パスディフレクト、1サックを記録しました。

2018年シーズン

第5週のサンフランシスコ・49ers戦で、シーズンハイの16タックル、1パスディフレクト、1サックを記録。さらに、翌週のミネソタ・バイキングス戦では、36ヤードのファンブルリターンタッチダウンを記録し、その才能をアピールしました。

2019年シーズン

このシーズンもベイカーはチームの中心選手として活躍し、第2週のボルチモア・レイブンズ戦でチーム最多の11タックル、第9週のサンフランシスコ・49ers戦では同じくチーム最多の13タックルを記録しました。

2020年シーズン

2020年8月25日、ベイカーは4年5900万ドルという大型契約を結び、当時NFL史上最高額のセイフティとなりました。レギュラーシーズン第6週のダラス・カウボーイズ戦では、カウボーイズのRBエゼキエル・エリオットからファンブルフォース、QBのアンディ・ダルトンからインターセプト、サックを記録する活躍を見せ、NFC週間最優秀守備選手賞、10月にはNFC月間最優秀守備選手賞に選出されました。

2021年シーズン

リーグの背番号ルール変更に伴い、ベイカーは2021年シーズンまで使用していた32番から3番に背番号を変更しました。

2022年シーズン

12月28日に負傷者リストに入れられ、シーズンを終えました。

2023年シーズン

ハムストリングの負傷により、第2週から5試合を欠場しました。

2024年シーズン

全試合に先発出場し、リーグ2位となる164タックルを記録。6年連続7回目となるプロボウルに選出され、その実力を改めて証明しました。

ブッダ・ベイカーは、その卓越した運動能力と高い戦術理解度で、チームの守備を支える不可欠な存在です。今後の活躍にも期待が高まります。

ブッダ・ベイカー (@Buddabaker3) - X（旧Twitter）

Arizona Cardinals bio

Washington Huskies bio

ブッダ・ベイカー - IMDb（英語）

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