ブランドン・カー

ブランドン・カー（Brandon Carr、1987年9月24日 - ）は、ミシガン州フリント出身のアメリカンフットボール選手です。ポジションはコーナーバックとして活躍しました。

経歴

カーは、NCAAディビジョンIIのグランドバレー州立大学で、49試合に出場し、うち41試合で先発出場を果たしました。大学時代には、206タックル、11インターセプト、39パスディフェンスを記録しました。特に、2年次の2005年と3年次の2006年には、チームはNCAAディビジョンII選手権で優勝を果たしています。4年次の2007年には、45タックル、2インターセプト、13パスディフェンスを記録し、グレートレイクス・インターカレジエイト・アスレティック・カンファレンスの最優秀ディフェンシブバックに選ばれました。

2008年のNFLドラフトでは、4巡目でカンザスシティ・チーフスに指名され、同年6月11日にチーフスと3年契約を結びプロ入りしました。

2011年の最終週、デンバー・ブロンコス戦では、残り8秒という緊迫した状況でティム・ティーボウのパスをインターセプトし、チームの勝利に大きく貢献しました。

チーフスでは、4年間で全64試合に先発出場し、4インターセプトを記録。対戦したレシーバーへのパス成功率をわずか46%に抑え、許したタッチダウンは3回のみという素晴らしい成績を残しました。

2012年3月14日、ダラス・カウボーイズはベテランCBのテレンス・ニューマンを解雇。その後、カーはカウボーイズと5年5010万ドルという大型契約を結びました。第15週のピッツバーグ・スティーラーズ戦では、オーバータイムにベン・ロスリスバーガーのパスを横っ飛びでインターセプトし、敵陣1ヤードまで36ヤードをリターン。ダン・ベイリーの決勝FGにつなげ、チームを勝利に導きました。

2013年第1週のニューヨーク・ジャイアンツ戦では、49ヤードのインターセプトリターンタッチダウンを挙げ、カウボーイズの勝利に大きく貢献。この勝利は、カウボーイズがカウボーイズ・スタジアム完成以降初めて、地元でジャイアンツに勝利した試合となりました。第13週のオークランド・レイダース戦では、前半にカウボーイズのプラクティス・スクワッドだったWRアンドレ・ホームズに苦戦を強いられましたが、後半には自陣20ヤード地点まで攻め込まれた状況で、マット・マグロインのパスをインターセプト。31-24での勝利に貢献しました。

人物

プロボウルWRのブランドン・マーシャルは、カーを粘り強く、大型WRと対峙する時にはギアチェンジをする強くてタフな選手であると評価しています。

外部リンク

通算成績と情報 NFL.com, or ESPN （英語）
Brandon Carr's Official Blog （英語）
Carr Cares Foundation （英語）
Kansas City Chiefs bio （英語）
* Grand Valley State Lakers bio （英語）

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