プライス大尉

コール オブ デューティのジョン・プライス大尉

ジョン・プライス大尉（Captain John Price）は、人気ビデオゲーム「コール オブ デューティ」シリーズに登場する架空のキャラクターであり、特に「モダン・ウォーフェア」シリーズにおいて重要な役割を果たしています。彼は、軍人としての誇り高い任務を遂行しながらも、仲間を思いやる一面を持つ人物として描かれています。

プライスの背景

プライスは、1996年に中尉としてウクライナのプリピャチでの任務からスタートします。この際、彼はマクミラン大尉と共にイムラン・ザカエフを暗殺する任務に従事しました。その後、彼は大尉に昇進し、SAS（英国特殊空挺部隊）の「ブラボーチーム」部隊のリーダーとなりますが、拘束された後はロシアの強制収容所に収監されることになりました。その後、タスクフォース141に救出され、共に戦った仲間のソープ・マクタビッシュとともにさまざまな危険な任務に立ち向かいます。

性格と人間関係

プライスは、冷静で計算高い一方で、敵に対して冷徹かつ無慈悲な性格が目立ちます。しかし、任務の合間にはユーモアを交えたり、仲間に対しては深い思いやりを持つこともあります。特にソープとの友情は深く、彼が亡くなったときには大きな喪失感を抱きました。このような人間関係は、彼のキャラクターに厚みを与えています。

重要な任務と戦闘

プライスは数多くの戦闘で活躍します。彼の初登場は「モダン・ウォーフェア 4」であり、以降の作品でも大きな役割を果たします。「キングフィッシュ作戦」での捕虜生活や、タスクフォース141への復帰、その後のさまざまな作戦に共に参加する仲間との絆が描かれています。

特に「モダン・ウォーフェア2」では、シェパード将軍の裏切りを阻止しようとする戦闘が繰り広げられます。プライスは、その冷静な判断力と戦闘技術を駆使し、困難な状況を打破していきます。

評価と影響

プライスは、ゲームメディアやファンから高い評価を受けており、ビデオゲーム界では一定の地位を築いています。彼のキャラクターは、ゲーム全体の魅力を高める要因となっています。ゲームの中での存在感や魅力、また彼を主人公にしたミッションなどがファンの間で語り草となり、多くの支持を得ているのです。

彼は、ゲーム史に名を残すキャラクターであり、プレイヤーに強い印象を与え続けています。たとえば、Game Informerのリストでは、10年を特徴づけたキャラクターの中で8位にランクインされ、さらには「史上最高のビデオゲームのキャラクター」17位に選ばれたこともあります。

新たなモダン・ウォーフェア

最近のリブート版「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア」でもプライスは登場し、新しいタイムラインの中で彼の物語が続いています。新たに供給されたストーリーとキャラクター開発は、彼を今後もプレイヤーに親しまれ続ける存在として位置づけています。

ジョン・プライス大尉の存在は、コール オブ デューティシリーズを象徴するキャラクターの一人となっており、彼の任務と仲間たちとの絆は、今後も多くのファンの心に誇り高い印象を残していくことでしょう。

もう一度検索