プレイボーイズ

プレイボーイズは、音楽ショウとトリオ漫才のグループとして知られています。その歴史は、1967年にバンドマンだった原たかしが中心となり結成されたことから始まりました。

結成からスイングハット時代

結成当初、メンバーは原たかしが五月ポン太、他のメンバーが五月キン太、五月カン太と名乗り、名古屋のシネマ演芸場で初舞台を踏みました。その後、すぐに芸名を変更し、五月ポン太はギターポン、五月キン太はベースキン、五月カン太はテナーカンとなりました。しかし、テナーカンが脱退したため、新たにハットシン児が加入。これに伴い、ギターポンはハットポン児、ベースキンはハットキン児と改名し、グループ名もスイングハットと変更しました。

フロッグボンズへの改名と再結成

その後もメンバーの変動が続き、グループ名はフロッグボンズへと変更されました。1990年代には、うすい圭、そして吉本新喜劇出身で「あっちこっち丁稚」で人気を博した木村あきらを迎え、再結成を果たします。この際、原たかしとうすい圭はギター、木村あきらはギロを担当するというスタイルでした。しかし、後に楽器を外し、トリオ漫才へと移行しました。

後年の活動と自然消滅

後年は、松竹芸能に所属していませんでしたが、浪花座には頻繁に出演していました。しかし、メンバーの失踪などが相次ぎ、グループは自然消滅という形となりました。また、メンバーの入れ替わりが激しく、行きつけのスナックのママの知り合いをメンバーとして浪花座に出演させ、問題になったこともありました。

メンバー

原たかし（本名：篠原孝、1932年 - ）：リーダー、ギター担当。滋賀県出身の元バンドマン。五月ポン太→ギターポン→ハットポン児→原たかし→原ポン児と芸名を変更。
ベースキン（本名：大谷正和、1943年 - ）：ギター担当。京都府京都市出身。五月キン太→ベースキン→ハットキン児と芸名を変更。脱退後は大谷欽也から大谷きんやを名乗る。
テナーカン（本名：奥田克巳、1923年 - ）：テナーサックス担当。京都出身。妻は奇術の後見のシャールひとみ。
ハットシン児（本名：山口孝幸、1947年 - ）：ギター担当。長崎県出身。ルーキー新一に師事しルーキー伸二の名で活動後、スイングハットに加入。漫才コンビ「一発勝負」を経て、漫談や司会業に転進。歌手の山口ひろみは実子。
* 木村あきら（本名：木村明、1952年8月27日 - ）：ギロ担当。京都府京都市出身。吉本新喜劇で人気を博した後、プレイボーイズに参加。


プレイボーイズは、その音楽性とコミカルな要素で、一時代を築いたグループでした。

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