ペッパー警部 (アルバム)

ペッパー警部 - ピンク・レディーの初アルバム

『ペッパー警部』（ペッパーけいぶ）は、1977年1月25日にビクター音楽産業からリリースされたピンク・レディーのデビューアルバムです。このアルバムは、彼女たちの名を広めるきっかけとなり、多くのファンを魅了しました。特にB面には、当時人気を誇ったベイ・シティ・ローラーズのカバー曲が収められており、若者たちにとって親しみやすい内容となっています。

アルバムの特長の一つは、カセットテープと8トラックテープ版でのタイトルが『ピンク・レディーをどうぞ』に変更されている点です。しかし、収録曲やその順番はオリジナル版と同じです。さらに、1994年6月25日にはCD化され、より多くのリスナーが楽しめるようになりました。

収録曲

Side A

すべての作詞を手掛けたのは著名な作詞家・阿久悠で、作曲や編曲は都倉俊一が主に担当しています。

1. ペッパー警部

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- この曲はアルバムのタイトル曲であり、ピンク・レディーのシンボルともいえる楽曲です。個性的なリズムとキャッチーなメロディーが特徴で、パフォーマンスの中でも特に盛り上がる楽曲です。

2. インスピレーション
- 編曲はいしだかつのりが担当
- ケイが歌うソロ曲で、彼女の魅力が存分に発揮されています。

3. 乾杯!お嬢さん

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- 歓楽的な雰囲気を持ち、聞く人に元気を与えます。

4. ピンクの林檎

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- ジャンルを超えた独特のアプローチでアルバムに彩りを与えます。

5. ゆううつ日
- 編曲は再びいしだかつのり
- ミーが歌うソロ曲で、切ない歌詞が印象的です。

6. S・O・S

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- さまざまな感情を表現した楽曲で、聴く人を引き込む力を持っています。

Side B

B面の全訳詞を担当したのは岡田冨美子です。以下の楽曲は全て翻訳されたものとなっています。

1. 二人だけのデート
- 作詞・作曲: M.Hawker-I.Raymond / 編曲: あかのたちお
- デートの楽しさを歌った心温まるアレンジが特徴です。

2. 朝まで踊ろう
- 作詞・作曲: Young / 編曲: いしだかつのり
- ダンスの楽しさを感じさせるノリノリの曲です。

3. マネー・ハニー
- 作詞・作曲: E.Faulkner-S.Wood / 編曲: いしだかつのり
- 経済的なテーマを軽快なメロディーで描いています。

4. エンジェル・ベイビー
- 作詞・作曲: E.Faulkner-S.Wood / 編曲: いしだかつのり
- 優しいバラードで、聴く人に安らぎを与えます。

5. ロックン・ロール・ラブレター
- 作詞・作曲: T.Moore / 編曲: あかのたちお
- ロックの要素を取り入れた刺激的なラブソングです。

6. バイ・バイ・ベイビー
- 作詞・作曲: Gaudio-Crewe / 編曲: いしだかつのり
- 別れの辛さをテーマにした感情豊かな曲です。

このように『ペッパー警部』は、ピンク・レディーの音楽的幅を広げ、多くのリスナーに影響を与えたアルバムとして、今もなお多くの人に愛されています。

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