ホセ・タバタ

ホセ・ニコラス・タバタ：ベネズエラ出身のプロ野球選手

ホセ・ニコラス・タバタ（José Nicolas Tábata, 1988年8月12日 - ）は、ベネズエラ・アンソアテギ州エル・ティグレ出身のプロ野球選手（外野手）。右投右打。現在はフリーエージェント（FA）となっている。

人物
公式には1988年生まれとされているが、実際には数歳年上であるという噂が絶えない。

経歴

プロ入りとヤンキース傘下時代

2005年、17歳でニューヨーク・ヤンキースとプロ契約。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースで打率.314を記録し、将来を嘱望される。
2006年にはA級チャールストン・リバードッグスで打率.298をマーク。オールスター・フューチャーズゲームに選出され、世界選抜チームの一員として出場を果たした。
2007年はA+級タンパ・ヤンキースでプレー。

パイレーツ時代

2008年7月、トレードによりロス・オーレンドルフらと共にピッツバーグ・パイレーツへ移籍。
2010年6月9日、ワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビュー。初打席でいきなり2安打を放つ鮮烈なデビューを飾った。
その後、右翼手のレギュラーとして期待されるも、定着には至らなかった。
2015年6月20日のナショナルズ戦、マックス・シャーザーが9回二死まで完全試合を続けていたが、タバタが死球を受け、快挙を阻止する形となった（試合はノーヒットノーランで決着）。この直後、6月28日にDFAとなる。

パイレーツ退団後

2015年7月、トレードでロサンゼルス・ドジャース傘下のAAA級オクラホマシティ・ドジャースへ移籍。
2016年6月に自由契約となり、メキシカンリーグのキンタナロー・タイガースと契約。
2017年2月、トロント・ブルージェイズとマイナー契約。シーズン終了後にFAとなった。
2018年2月、独立リーグ・アトランティックリーグのヨーク・レボリューションと契約。その後、メキシカンリーグのオアハカ・ウォーリアーズと契約するも、間もなくリリース。
2019年と2020年はどの球団とも契約しなかった。
2021年5月、アトランティックリーグのウェストバージニア・パワーと契約。29試合で打率.354、4本塁打、18打点と好成績を残し、メキシカンリーグのモンテレイ・サルタンズと契約。しかし、11試合に出場後、自由契約となった。

プレースタイル
積極的な打撃と俊足が持ち味。

詳細情報
年度別打撃成績
背番号
31（2010年 - 2015年）

関連項目
メジャーリーグベースボールの選手一覧
ベネズエラ出身のメジャーリーグベースボール選手一覧

外部リンク
MLB, ESPN, Baseball-Reference, Fangraphs, The Baseball Cube, Baseball-Reference (Register)

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