ホセ・マルモレホス

ホセ・ラモン・マルモレホス・ディアス：波瀾万丈な野球人生

ホセ・ラモン・マルモレホス・ディアス（José Ramon Marmolejos Díaz、1993年1月2日 - ）は、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身のプロ野球選手です。内野手、外野手として、左投左打でプレーします。現在は、アメリカの独立リーグ、アトランティックリーグのレキシントン・カウンター・クロックスに所属しています。

プロ入りからMLBデビューまで

2011年6月にワシントン・ナショナルズとインターナショナル・フリーエージェントとして契約し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。同年、傘下のルーキーリーグであるDSLナショナルズでプロデビューを果たします。

2015年には、A級ヘイガーズタウン・サンズで124試合に出場し、打率.310、11本塁打、OPS.848という素晴らしい成績を記録。ナショナルズのマイナーリーグ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選出されました。翌2016年も、A+級ポトマック・ナショナルズとAA級ハリスバーグ・セネターズで好成績を残し、2年連続で同賞を受賞。将来を嘱望される存在となりました。

2019年オフにFAとなると、シアトル・マリナーズとマイナー契約を締結。2020年7月24日には、ヒューストン・アストロズとの開幕戦でメジャーデビューを果たしました。同年7月30日には、ロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャー初本塁打を放ちました。

楽天イーグルスでの挑戦

2021年12月7日、東北楽天ゴールデンイーグルスが獲得を発表。背番号12を背負い、年俸約1億円でNPBでのプレーに臨みました。しかし、期待されたほどの成績を残すことができず、2022年シーズンは58試合の出場で打率.208、7本塁打という結果に終わりました。同年オフに自由契約となり、楽天を退団しました。

独立リーグでの再起

2023年4月29日、アメリカ独立リーグ・アトランティックリーグのスパイアシティ・ゴーストハウンズと契約。107試合に出場し、打率.303、28本塁打、90打点と好成績を挙げました。同年11月2日には、分散ドラフトでレキシントン・カウンター・クロックスから指名を受け、新たなチームでプレーすることになりました。

プレースタイルと評価

マルモレホスは、優れた打撃センスとパワーを兼ね備えた選手として評価されています。マイナーリーグ時代には、2年連続で球団の最優秀選手に選ばれるなど、その実力は高く評価されていました。NPBでは期待されたほどの活躍は見られませんでしたが、独立リーグでは再びその才能を発揮しています。今後の活躍にも注目が集まります。

年度別打撃成績

（年度別打撃成績は省略）

記録

NPB初出場：2022年3月29日、対オリックス・バファローズ1回戦
NPB初安打：同上
NPB初打点：2022年4月5日、対埼玉西武ライオンズ1回戦
NPB初本塁打：2022年4月16日、対福岡ソフトバンクホークス2回戦

背番号

26（2020年 - 2021年、2023年）
12（2022年）

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