ボビー・ポーティス

ボビー・ポーティス・ジュニア

ボビー・ポーティス・ジュニア（Bobby Portis Jr.、1995年2月10日 - ）は、アメリカ合衆国アーカンソー州リトルロック出身のプロバスケットボール選手で、NBAのミルウォーキー・バックスに所属しています。ポジションはパワーフォワード。

来歴

アーカンソー州の2013年度の"ミスター・バスケットボール"に選出され、同年のマクドナルド・オール・アメリカンゲームにも出場しました。大学は地元のアーカンソー大学に進学。2年生時の2014-15シーズンには平均17.8得点8.9リバウンドを記録し、サウスイースタン・カンファレンスの最優秀選手に選ばれるなど、同大学出身のコーリス・ウィリアムソンやジョー・ジョンソン以来のスター選手として注目を集めました。ポーティスは2年間プレーした後、2015年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明し、22位でシカゴ・ブルズから指名されました。

シカゴ・ブルズ

ルーキーシーズンとなった2015-16シーズンは、パウ・ガソル、ジョアキム・ノア、タージ・ギブソンといった実力者の前に出場機会は限られていましたが、2015年12月19日のニューヨーク・ニックス戦では22得点10リバウンドを記録し、初のダブル・ダブルを達成しました。

中心選手として期待されていた2017-18シーズン開幕前、ポーティスは全体練習中に以前から不仲状態だったというニコラ・ミロティッチと乱闘騒ぎを起こし、ミロティッチに顔面骨折の重傷を負わせたとして、チームから8試合の出場停止処分を科せられました。

2018年2月22日に行われたフィラデルフィア・76ers戦ではキャリアハイとなる38得点を記録しましたが、試合はブルズが116-115で敗れました。

ワシントン・ウィザーズ

2018-19シーズン開幕前、ブルズとの契約交渉が不調に終わり、2019年2月6日にワシントン・ウィザーズに放出されました。オフにはウィザーズからのクオリファイング・オファーも提示されず、完全FAとなりました。

ニューヨーク・ニックス

2019年7月1日、ニューヨーク・ニックスと2年3100万ドルで契約しました。
2019-20シーズンのオフにチームオプションを破棄され、FAとなりました。

ミルウォーキー・バックス

2020年11月21日にミルウォーキー・バックスと2年750万ドルで契約。2年目はプレイヤーオプションとなります。

2020-21シーズンは控えのビッグマンとしてバックスの優勝に大きく貢献しました。また、ムードメーカーとしてファンから絶大な人気を博しました。オフにプレイヤーオプションを破棄してFAとなり、バックスと2年900万ドルで再契約しました。マイアミ・ヒートとダラス・マーベリックスからバックスよりも高額なオファーを受けていましたが、これを断っています。

ポーティスは、そのプレースタイルとチームへの貢献度、そして何よりもファンを大切にする姿勢で、多くの人々から愛される選手です。

個人成績

(省略)

外部リンク

ボビー・ポーティス - ドラフト情報 - NBADraft.net （英語）, DraftExpress.com （英語）
ボビー・ポーティスの通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference (G League)、ESPN、Eurobasket、arkansas-bio

もう一度検索