ボートピア岩間

ボートピア岩間の概要

ボートピア岩間（ボートピアいわま）は、茨城県笠間市に位置する場外ボートレース発売場です。浜名湖競艇企業団が設立したこの施設は、全国で18ヶ所目、茨城県内では初の場外発売場として、2004年5月20日に開業しました。ここでは、基本的にボートレース浜名湖の全ての勝舟投票券を取り扱い、加えて主に関東地区で行われるボートレースの勝舟投票券も販売しています。ナイターレースに関しては、ボートレース桐生に特化した投票券も用意されています。

イメージキャラクターとして設定されているのは「てんまる」という天狗のキャラクターです。このキャラクターは、笠間市が天狗伝説で有名な愛宕山を抱えていることからインスパイアされたものです。

立地条件

ボートピア岩間は茨城県笠間市押辺にあり、常磐自動車道の岩間インターチェンジからほど近い場所に設置されています。周囲の市街地からは少し距離があるものの、広大な敷地（41,344m²）に大きな施設（719席）と814台分の駐車場が完備されています。利用者は、公共交通機関であるJR岩間駅からのアクセスが可能で、駅から離れているため、一時間に1本程度運行されている無料送迎バスを利用することが一般的です。車でのアクセスも簡単で、常磐自動車道のインターチェンジからはわずか1分の距離です。

設備と観戦環境

この施設の最大の特徴は、郊外型の大規模なボートピアとしての設計です。客席は1階と2階に分かれており、全面禁煙のため、快適に過ごすことができます。特に1階には、230インチのメインスクリーン1台と150インチのサブスクリーンが2台設置されており、レース観戦に適した環境が提供されています。

有料座席オプション

• - ロイヤルルーム: 1階に位置し、個別観戦モニターが備わる1人掛けシートで構成されています。
• - 特別観覧席: 2階には解放型のペアシート指定席が用意されており、一般席とスクリーンを共用します。

競争の投票システムには日本トーター社のトータリゼータシステムが採用されており、昼間開催の競走とナイター競走を合わせて、最大96レースを一日で取り扱うことが可能です。施設内のすべての44窓口では、自動投票機を利用して投票券の発券、払い戻しに対応しています。マークシートは多様な賭式に対応しており、特に「単勝式・複勝式」と「連勝式」の賭式が一枚のマークシートで済むのは珍しい特徴として挙げられます。

ボートピア岩間は、レース観戦のみならず、快適な施設と充実したサービスが魅力的で、多くのボートレースファンに愛され続けています。

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