マイク・ザガースキー

マイケル・ジャスティン・ザガースキーのプロフィール

マイケル・ジャスティン・ザガースキー（Michael Justin Zagurski）は、1983年1月27日にアメリカ合衆国ネブラスカ州オマハで生まれた、左投左打の元プロ野球選手です。彼は投手として、数多くのメジャーリーグチームや日本のプロ野球でプレーする経歴を持っています。

経歴の始まり

ザガースキーは、2005年のMLBドラフトでフィラデルフィア・フィリーズに12巡目（全体367位）で指名され、すぐに契約を結びました。プロとしての第一歩は、傘下のA-級バタビア・マックドッグスで踏み出しました。2006年にはA級レイクウッド・ブルークロウズでの活躍もあり、2007年にはA+級クリアウォーター・スレッシャーズからAA級レディング・フィリーズに昇格します。

この年の5月にはメジャー契約を果たし、アトランタ・ブレーブス相手に1回無失点の成績を残しましたが、その後は故障に悩まされます。2008年にはトミー・ジョン手術を受け、その結果シーズンを逸します。2009年にはAA級とA+級でのプレーを経て、2010年にAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスでの開幕となりました。しかし、そのシーズンでもメジャーでは8試合の登板に終わり、防御率は低迷しました。

ダイヤモンドバックスへの移籍

2011年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスにトレード移籍し、その後も数度の昇格と降格を繰り返しました。特に2012年には45試合に登板したものの、勝利を得ることはできず、防御率も5.54に留まりました。シーズン終了後、彼はフリーエージェントとなります。

日本プロ野球での活躍

その後、ザガースキーは国際舞台へと挑戦し、2014年には広島東洋カープと契約します。ここでの初登板は2015年3月で、彼は外国人枠の関係で一軍と二軍を行き来し、期待には応えきれない部分もありましたが、来日二年目には横浜DeNAベイスターズでの登板も果たし、2016年には初勝利を挙げます。

後期のキャリア

その後はデトロイト・タイガース傘下やミルウォーキー・ブルワーズに在籍し、マイナーでの経験を積むことになります。彼は2018年にシカゴ・カブスとマイナー契約を結ぶも、開幕前にFAとなりました。

選手スタイルと特徴

ザガースキーの魅力は、最高152 km/hのストレートだけでなく、スライダーやチェンジアップなど多彩な変化球を駆使する投手としての技術です。彼は大柄な体格ながらも親しみやすいキャラクターで、特に広島時代にはファンからも愛されました。また、彼の趣味としてハイチュウが大好物であることも知られています。

私生活

2015年には夫人の出産により、広島市内で第一子となる長女を迎えることになります。彼は日本での生活も大切にし、友好的な性格から多くのファンに親しまれる存在だったと言えるでしょう。今後の動向にも注目が集まります。

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