マイク・フェターズ

マイケル・リー・フェターズ：異彩を放った元メジャーリーガー

マイケル・リー・フェターズ（Michael Lee Fetters, 1964年12月19日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身の元プロ野球選手。右投右打の投手として活躍し、現在はMLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックスでブルペンコーチを務めています。

プロ入り前

1983年のMLBドラフトでロサンゼルス・ドジャースから指名を受けましたが、契約せずにペパーダイン大学へ進学。1985年には、第14回日米大学野球選手権のアメリカ代表に選出されています。

現役時代

1986年のMLBドラフトでカリフォルニア・エンゼルスから指名されプロ入り。1989年にメジャーデビューを果たしました。1992年に移籍したミルウォーキー・ブルワーズでは、50試合に登板し防御率1.87という好成績を記録。1994年からはクローザーを任され、1996年にはアメリカンリーグ5位となる32セーブを挙げました。

1997年以降は中継ぎとして活躍。2001年にはピッツバーグ・パイレーツへ移籍し、20試合で8セーブを記録しました。2002年にはアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍。同年オフには日米野球に参加するため来日し、FAの状態ながらダイヤモンドバックスのユニフォームで出場しています。

2003年はミネソタ・ツインズでプレーしましたが、右肘を痛めトミー・ジョン手術を受けました。一時高校でバスケットボールのコーチをしていた時期もありましたが、2004年にダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、メジャー復帰。同年限りで現役を引退しました。

引退後

引退後はダイヤモンドバックス戦のラジオ解説者などを務め、2014年からはダイヤモンドバックスのクオリティ・アシュアランスコーチ、2017年からはブルペンコーチとしてチームを支えています。

投球スタイルと人物

体重100kgを超える巨漢右腕であり、投球モーションに入る前に深く深呼吸をし、顔をホームプレート方向に捻る独特のパフォーマンスが特徴的でした。この動きは投球時のストレスを緩和するためだったと語られています。彼の独特なフォームは、同僚や対戦相手にも真似されるほど印象的で、観客を大いに沸かせました。

詳細情報

* 年度別投手成績、年度別守備成績、背番号、代表歴については省略（原文参照）

まとめ

マイケル・リー・フェターズは、その独特な投球フォームと、クローザーとしての実績で記憶される元メジャーリーガーです。引退後もコーチとして野球界に貢献しており、彼の経験と知識は次世代の選手たちに受け継がれていくことでしょう。

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