マイク・モロスキ

マイク・モロスキは、1957年9月4日にカリフォルニア州ベーカーズフィールドで生まれたアメリカンフットボール選手で、ポジションはクォーターバック（QB）を務めました。

1975年から1978年までカリフォルニア大学デービス校でプレーし、数々の大学記録を樹立しました。3年次と4年次には、ファー・ウェスト・カンファレンスの最優秀選手に2年連続で選出されるという輝かしい成績を残しています。また、彼は大学の野球チームにも所属し、投手としても活躍しました。

1979年のNFLドラフトでは、6巡目でアトランタ・ファルコンズに指名され入団を果たしました。母校からNFL入りしたQBとしては、彼が初めてでした。ファルコンズには1984年まで6シーズン在籍し、スティーブ・バートコウスキーの控えQBを務めました。1983年と1984年には全試合に出場し、1984年には1,200ヤード以上を投げる活躍を見せました。

1985年にはヒューストン・オイラーズに所属し、その後、1986年にはサンフランシスコ・フォーティナイナーズに移籍しました。ジョー・モンタナとジェフ・ケンプが負傷した後、2試合で先発出場を含む15試合に出場し、プロフットボール殿堂入りを果たしたWR（ワイドレシーバー）のジェリー・ライスにTDパスを投げたこともあります。しかし、1987年にナイナーズがスティーブ・ヤングをトレードで獲得した直後に解雇されました。NFL通算では8TD、18インターセプトという成績を残しています。

1988年からは母校であるカリフォルニア大学デービス校のアシスタントコーチに就任し、オフェンスコーディネーター、アシスタントヘッドコーチなどを歴任しました。2000年には、彼の率いるオフェンスチームが1試合あたり520ヤードを獲得し、47得点をあげるという目覚ましい記録を達成しました。これは、その年のNCAAディビジョンII校の中で2位の記録でした。

2013年1月には、アイダホ大学の新ヘッドコーチに就任することが発表され、新たな挑戦をスタートさせました。

モロスキは選手としてだけでなく、指導者としてもその才能を発揮し、多くの選手を育成しました。彼の指導者としての手腕は、多くの大学で高く評価されています。

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