マイケル・ソーンダース

マイケル・ソーンダース：カナダが誇る元メジャーリーガー

マイケル・エドワード・ソーンダース（Michael Edward Saunders, 1986年11月19日 - ）は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州ビクトリア出身の元プロ野球選手。右投左打の外野手として、メジャーリーグ（MLB）で活躍しました。愛称は「キャプテン・カナダ」。

プロ入りとマリナーズ時代

2004年のMLBドラフトでシアトル・マリナーズから11巡目指名を受けプロ入り。2008年には北京オリンピックのカナダ代表に選出され、7試合に出場し、2本塁打を放つなど活躍しました。2009年7月25日のインディアンス戦でメジャーデビューを果たし、翌日には初安打を記録。2010年にはエンゼルス戦でメジャー初本塁打を放ちました。

2012年には中堅手としてレギュラーに定着し、139試合に出場。規定打席にも到達し、打率、本塁打、打点など多くの部門で自己記録を更新。守備でも4失策と安定したプレーを見せました。2013年のWBCではカナダ代表として出場し、3試合で打率.727、1本塁打、7打点と大活躍。プールDのMVPとベストナインに選ばれました。

2014年は打率.273、出塁率.341と自己最高の成績を記録しましたが、盗塁成功率は5割を下回りました。

ブルージェイズ時代

2014年12月にトロント・ブルージェイズへ移籍。2015年はスプリングトレーニング中に左ひざ半月板の手術を受け、シーズンを棒に振りました。2016年は開幕から好調を維持し、6月17日のオリオールズ戦では3本塁打8打点を記録。オールスターゲームではファン投票で選出され、「34番目の男」として出場を果たしました。後半戦は失速しましたが、最終的に打率.253、24本塁打、57打点と自己最高の成績を残しました。

フィリーズ、ブルージェイズ復帰、そして引退へ

2017年はフィラデルフィア・フィリーズと契約しましたが、6月にFAとなり、古巣のブルージェイズにマイナー契約で復帰。2018年はパイレーツ、ロイヤルズ、オリオールズ、ホワイトソックスと契約しましたが、いずれもメジャー昇格は果たせず。2019年はロッキーズを解雇され、同年10月に現役引退を表明しました。

引退後

引退後は指導者の道へ進み、2020年からアトランタ・ブレーブス傘下のマイナーリーグチームの監督に就任。2021年にはA-級ロウAイーストのオーガスタ・グリーンジャケッツの監督を務めました。

プレースタイル

俊足と長打が魅力の外野手。積極的な打撃と、広い守備範囲が持ち味でした。

詳細情報

年度別打撃成績：Baseball-Reference参照
年度別守備成績：Baseball-Reference参照

表彰

WBCベストナイン：（2013年）
MLBオールスターゲーム選出：1回（2016年）

背番号

55（2009年 - 2014年）
21（2015年 - 2016年、2017年途中 - 同年終了）
5（2017年 - 同年途中）

代表歴

2008年オリンピック野球カナダ代表
2013 ワールド・ベースボール・クラシック・カナダ代表
2019 WBSCプレミア12 カナダ代表

関連項目

メジャーリーグベースボールの選手一覧 S
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外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB
Michael Saunders stats MiLB.com

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