マイコン・ダグラス・シセナンド
基本情報
マイコン・ダグラス・シセナンド(Maicon Douglas Sisenando)は、
1981年7月26日生まれの元
ブラジル代表
サッカー選手です。
ブラジルの
リオグランデ・ド・スル州ノヴォ・アンブルゴで生まれ、ポジションはディフェンダー(右サイドバック)です。彼の名前は、有名な俳優
マイケル・ダグラスに由来しており、父親の大ファンが影響を与えたとされています。
ポルトガル語では「ダグラス」ではなく「ドグラス」と発音されます。
クラブキャリアの歩み
クルゼイロ
マイコンは2001年に
クルゼイロECでプロデビューを果たしました。ここで彼は2シーズンを過ごし、主力選手としてその才能を発揮しました。彼の活躍により、クルゼイロは国内のタイトルを獲得しました。
モナコ
2004年7月1日、マイコンはフランスの
ASモナコに移籍します。在籍中、彼はレギュラーとして59試合に出場し5得点を挙げる活躍を見せました。
インテル
2006年7月、マイコンは
イタリアのインテル・ミラノに移籍しました。
ロベルト・マンチーニ監督のもと、彼はすぐにレギュラーポジションを確保し、移籍初年度にリーグ優勝に貢献します。特に2009-10シーズンには、セリエA、コッパ・
イタリア、
UEFAチャンピオンズリーグと3つの主要トロフィーを獲得し、合計7得点、12アシストを記録するなどの活躍を残しました。この在籍期間中、マイコンは249試合に出場し、20得点を挙げました。
マンチェスター・シティ
2012年8月31日、マイコンは
プレミアリーグの
マンチェスター・シティFCに移籍しました。移籍金は約400万ユーロで、背番号は3番を着用しました。しかし、シーズン中に怪我が多く、チームへの適応に苦労したため、出場機会は限られてしまいました。シーズン終了後、監督が交代すると、彼はチームの構想から外れました。
2013年7月、マイコンは
ASローマとの契約を結び、32歳の誕生日に移籍が正式に発表されました。背番号13番を着用し、開幕戦ではフル出場しましたが、度重なる怪我に悩まされました。それでも、フィオレンティーナ戦などでゴールを挙げ、チームの勝利に貢献しました。2014年に契約を延長し、ローマでのキャリアを続けました。
アヴァイとクリシューマ
2017年、マイコンはアヴァイFCと契約を交わし、母国
ブラジルに戻ります。その後、クリシューマFCに加入し、家族や地元のファンにとって再び故郷でプレーする機会を持ちました。
代表キャリア
マイコンは
ブラジル代表としても活躍しました。特に2003年のCONCACAFゴールドカップではデビューし、初得点を挙げた試合も注目されています。また、
2010 FIFAワールドカップでは初戦で先制点を記録し、マンオブザマッチに選出されました。2014年のワールドカップ準々決勝でも出場機会を得ました。
結論
マイコン・ダグラス・シセナンドは、その才能とプレースタイルで多くのクラブと代表チームに貢献し、サッカー界に名を刻んだディフェンダーです。彼のキャリアはサッカーファンや選手たちにとって、有名な印象を残しました。