マグナム (お笑いコンビ)

マグナム

マグナムは、かつて大阪府豊中市で活動していたアマチュア漫才コンビです。

メンバー

諸岡敬汰（もろおか けいた）
1996年8月21日生まれ。
ツッコミ担当で、立ち位置は向かって左。
橋本昂冴（はしもと こうが）
1996年8月6日生まれ。
ボケ担当で、立ち位置は向かって右。

経歴

コンビ結成のきっかけは、ツッコミ担当の諸岡が小学校2年生の時に趣味で始めた漫才でした。何度か相方を変える中で、橋本と出会い、2006年にコンビ「マグナム」を結成しました。コンビ名の由来は、勢いのある漫才を目指すという意味を込め、テレビゲームに登場する銃の名前からヒントを得て、2008年の春に名付けられました。

小学校のお笑いクラブで活動していたマグナムは、2008年夏に開催された「第29回今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」に出場し、並み居るプロの芸人たちを抑えて、見事、優勝にあたる福笑い大賞を受賞しました。当時12歳という若さでの優勝は、それまでの最年少記録を塗り替える快挙でした。ちなみに、この時準優勝にあたる新人漫才奨励賞を受賞したのは、吉本クリエイティブ・エージェンシー所属の田畑藤本で、メンバーの藤本淳史は東大卒であったため、「小学生が東大卒を倒した」というキャッチフレーズで話題となりました。このニュースは瞬く間に広まり、TBSテレビの「ピンポン!」や毎日放送の「ちちんぷいぷい」といったテレビ番組でも紹介されました。

豊中市立第十中学校に進学後も、マグナムは活動を継続し、2010年にはNHK Eテレの「天才てれびくん」に出演するなど、その活躍の場を広げていきました。

しかし、2022年9月18日にTBS系列で放送された「THEプラチナリスト～スターが生まれた伝説の名簿～」に出演した際、「今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」の歴代優勝者として紹介されたことを機に、過去には芸能事務所からのスカウトもあったものの、プロの道に進む決断ができず、コンビは自然消滅という形で解散していたことが明らかになりました。

その後、諸岡は成人し、会社員生活を経て、再び芸人の道を志すようになり、マグナムの再結成を橋本に持ちかけますが、橋本はすでに結婚し家庭を持っていたため、再結成は叶いませんでした。そのため、諸岡は単身で松竹芸能養成所に入所し、2022年より松竹芸能所属のお笑いコンビ「シブオンプ」のメンバーとして活動を開始しました。

外部リンク

* 「席亭 桂三枝の 落語的日常」のブログ記事 - ウェイバックマシン

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