マット・リーヴォルト

マット・リーヴォルト（エイデン・イングリッシュ）

マット・リーヴォルト（Matt Rehwoldt、1987年 10月7日 - ）は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のプロレスラーです。WWEではエイデン・イングリッシュ（Aiden English）のリングネームで活躍しました。一部メディアではマット・リウォルドとも表記されています。

プロレスラー以前

プロレスラーになる前は、コロンビア大学シカゴ校で映画演技理論を専攻していました。

キャリア

キャリア初期

2011年9月17日、地元シカゴのインディー団体CSW（Chicago Style Wrestling）にて、マット・マーキー（Matt Marquee）のリングネームでプロレスデビュー。マテューとのタッグで、ウィリー・リチャードソンとのハンディキャップマッチに挑みました。

2012年、WWEと育成契約を交わし入団。傘下団体FCWにてエイデン・イングリッシュとして活動を開始します。3月1日の8人タッグマッチでデビューを飾りますが、当初はジョバーとしての役割が多く、トップレスラーへの踏み台となる試合が目立ちました。2012年8月、FCWがNXTと統合されると、カマーチョとのタッグでビッグ・E・ラングストンと抗争。シングルマッチやハンディキャップマッチで挑むも連敗し、抗争は終結しました。

2013年7月、ミッキー・キーガンとタッグを組んでジョバーとして出場。しかし、9月18日のマイケル・クエラッリ戦で、オペラ歌手のような美声を披露して入場し、試合でも実力を見せつけ勝利。9月25日にはブル・デンプシーにも勝利します。上層部に認められたことで、10月9日にはロブ・ヴァン・ダムとの対戦が実現。敗れはしたものの、その実力をアピールしました。その後、ジェイソン・ジョーダン、カマーチョに連勝。10月24日にはNXT王座挑戦権をかけたビート・ザ・クロック・チャレンジマッチに出場しましたが、エイドリアン・ネヴィルに敗れました。

2014年1月1日、コリン・キャサディとの歌唱力対決に自信満々で臨むも、キャサディの美声に観客が沸き、敗北。これに納得せず再戦を要求しますが、キャサディの歌唱中に激昂して襲撃し、抗争を開始。エンツォ・アモーレを人質にするなど、卑怯な手段も用いましたが、次第にスキットやバックステージでの絡みがなくなり、自然消滅となりました。5月からはサイモン・ゴッチとのタッグチーム、ボードビレインズ（The Vaudevillains）を結成。6月17日、アンジェロ・ドーキンス & トラヴィス・タイラー組との試合で、新技ザッツ・ア・ラップをタイラーに決め勝利。8月からはNXTタッグ王座挑戦権獲得トーナメントにエントリーし、決勝まで進出するも、9月4日にシン・カラ & カリスト組に敗れました。10月30日、NXTタッグ王座挑戦権争奪バトルロイヤルマッチに出場し挑戦権を獲得。王者ルチャドラゴンズ（シン・カラ & カリスト）を挑発し、12月11日にはTakeover R EvolutionでNXTタッグ王座に挑戦するも敗北しました。

2015年8月22日、Takeover Brooklynにて、NXTタッグ王座を保持するブレイク・アレクサ・マーフィー・ファクター（ブレイク & マーフィー with アレクサ・ブリス）に挑戦。アレクサの妨害対策として、ディーヴァであるブルーパンツをマネージャーにつけて試合に臨み、勝利。NXTタッグ王座を奪取しました。

WWE

2016年4月7日、WWEに昇格。SmackDownでルチャドラゴンズ（シン・カラ & カリスト）と対戦し、ワーリング・ダーヴィッシュで勝利。4月14日、SmackDownにてWWEタッグ王座挑戦権争奪トーナメントにエントリーし、1回戦でゴールダスト & ファンダンゴ組に勝利。4月18日、RAWにて準決勝でウーソズ（ジミー・ウーソ & ジェイ・ウーソ）に勝利。5月1日、Payback 2016にて決勝でエンツォ・アモーレ & コリン・キャサディ組と対戦するも、アモーレが負傷し無効試合に。5月22日、Extreme Rules 2016にてWWEタッグ王座を保持するニュー・デイ（ビッグ・E & エグゼビア・ウッズ）に挑戦するも敗北しました。

2017年4月5日、ゴッチがWWEから解雇されたことで、ボードビレインズは自然消滅。5月2日、SmackDown LiveにてNXT時代に使用していたオペラギミックを復活させますが、タイ・デリンジャーに敗北。サマースラム後にはルセフのパートナーとして行動するようになり、「ルセフ・デイ」というコンビ名で人気を博しました。2018年には「毎日がルセフの日」を合言葉に、会場で「ルセフ・デイ」チャントが発生するほどの人気を得ましたが、後にルセフの妻であるラナとの対立ストーリーが展開され、ルセフ・デイは解散となりました。

2019年1月23日、205 Liveの解説者に就任しました。

その他

2014年12月、WWEの下部組織であったFCWやその後継であるNXTにラクエル・ディアスのリングネームで所属したシャウル・ゲレロと婚約し、2016年1月3日に結婚しました。シャウルはエディ・ゲレロを父に、ヴィッキー・ゲレロを母に持つため、リーヴォルトはゲレロ・ファミリーの一員となりました。

得意技

ザッツ・ア・ラップ
ディレクターズカット
レッグドロップ
スウィンギング・ネックブリーカー
ワーリング・ダーヴィッシュ

獲得タイトル

NXTタッグ王座 : 1回（w / サイモン・ゴッチ）

入場曲

Toreador Song
Blast Out
A Quicker Accomplishment
Voix de Ville
Vau de Vire
Bel Canto

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