マリオ・ヘゾニャ

マリオ・ヘゾニャ（Mario Hezonja、1995年2月25日 - ）は、クロアチア出身のプロバスケットボール選手で、ポジションはスモールフォワードです。

経歴

ヘゾニャは、バスケットボール選手としてのキャリアをクロアチアのドゥブロヴニクでスタートさせました。2008年にKKドゥブロヴニクに加入後、2010年にはKKザグレブへ移籍し、才能を開花させました。2012年には、スペインの強豪クラブであるFCバルセロナへ移籍し、更なる成長を遂げました。

NBAでの挑戦

2015年のNBAドラフトでは、オーランド・マジックから全体5位指名を受け、NBAへの扉を開きました。バルセロナとのバイアウトを成立させた後、マジックと契約を結びましたが、NBAでは出場機会を得るのに苦労し、2017年にはルーキー契約の最終年の契約を更新しないことを通達されました。

2018年、ヘゾニャはニューヨーク・ニックスと単年契約を結び、新たな挑戦を開始しました。ニックスの他にも、ポートランド・トレイルブレイザーズ、サクラメント・キングス、メンフィス・グリズリーズが彼の獲得に関心を示していました。

2019年、ヘゾニャはポートランド・トレイルブレイザーズと2年契約を締結しました。2年目はプレイヤーオプションとなっていました。

ヨーロッパへの復帰

2021年、ヘゾニャはヨーロッパへ復帰し、パナシナイコスBCと契約を結びました。ギリシャA1バスケットボールリーグやユーロリーグで活躍した後、UNICSカザンへ移籍しました。

クロアチア代表としての活躍

ヘゾニャは、クロアチア代表としても数々の国際大会に出場しています。2011年にはU-16欧州選手権で金メダルを獲得し、自身も大会MVPに選ばれました。また、U-17世界選手権では銅メダルを獲得し、大会ベスト5に選出されています。フル代表としても、2014年のFIBAバスケットボール・ワールドカップ、ユーロバスケット2015、リオオリンピックなどに出場しました。

背番号への想い

NBAでは一貫して背番号8を着用していましたが、トレイルブレイザーズ移籍時に44番へ変更しました。これは、かつて同チームで活躍したクロアチア出身のレジェンド、ドラジェン・ペトロヴィッチへの敬意を表したものです。

タイトル

クラブ
ナイキインターナショナルジュニアトーナメント (2011)
代表
U-16欧州選手権 1位 (2011)
U-17世界選手権 3位 (2012)
個人
U-16欧州選手権 大会MVP (2011)
ナイキインターナショナルジュニアトーナメント 大会ベスト5 (2011)
* U-17世界選手権 大会ベスト5 (2012)

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