マーカス・テイムズ

マーカス・マークリー・テイムズ：豪快なスイングでファンを魅了したスラッガー

マーカス・マークリー・テイムズ（Marcus Markley Thames, 1977年3月6日 - ）は、ミシシッピ州ルイビル出身の元プロ野球選手。右投右打の外野手としてMLBで活躍し、引退後は指導者として、選手の育成に力を注いでいます。現在はシカゴ・ホワイトソックスの打撃コーチを務めています。

ヤンキースでのメジャーデビュー

1996年のMLBドラフトでニューヨーク・ヤンキースから指名を受けプロ入り。2002年にメジャーデビューを果たしました。初打席でランディ・ジョンソンから本塁打を放つという鮮烈なデビューを飾りました。

レンジャーズ、タイガースでの活躍

2003年にはテキサス・レンジャーズへ移籍。その後、デトロイト・タイガースで才能が開花。2006年には110試合の出場で26本塁打を記録するなど、持ち前の長打力を発揮しました。タイガースでは、多くのファンに愛される選手となりました。

ヤンキース復帰とドジャース時代

2010年には古巣ヤンキースに復帰。控えとして自己最高の打率.288を記録しました。2011年にはロサンゼルス・ドジャースと契約しますが、同年途中に自由契約となり、再びヤンキースとマイナー契約を結びました。

引退後、指導者としてMLBへ

引退後は指導者の道へ進み、ヤンキース傘下のマイナーチームで打撃コーチを歴任。2016年からはヤンキースの打撃コーチ補佐、2018年からは打撃コーチを務めました。2022年にはマイアミ・マーリンズ、2023年にはロサンゼルス・エンゼルスで打撃コーチを務め、2024年からはシカゴ・ホワイトソックスの打撃コーチとして、若手選手の育成に力を注いでいます。

プレースタイル

テイムズは、典型的なフリースインガーであり、三振も多いですが、それを補って余りあるパワーの持ち主でした。好不調の波が激しいものの、ハマった時の爆発力は目を見張るものがありました。守備では、主に指名打者や左翼手を務めました。

年度別打撃成績

(年度別打撃成績は省略)

背番号

18（2002年）
27（2003年）
33（2004年 - 2009年、2011年、2022年）
38（2010年）
63（2016年 - 2017年）
62（2018年 - 2020年）
72（2021年）
85 (2023年)
* 99 (2024年 - )

マーカス・テイムズは、選手としてだけでなく、指導者としてもMLBに貢献し続けています。今後の活躍にも注目が集まります。

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