ミゲル・カストロ

ミゲル・アンヘル・カストロ：ドミニカ共和国出身の剛腕投手

ミゲル・アンヘル・カストロ（Miguel Ángel Castro、1994年12月24日 - ）は、ドミニカ共和国ラ・ロマーナ州ラ・ロマーナ出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。現在はヒューストン・アストロズ傘下に所属。

プロ入りからメジャーデビューまで

2012年にトロント・ブルージェイズと契約し、プロとしてのキャリアをスタート。ドミニカン・サマーリーグで経験を積み、着実にステップアップ。2013年には複数のルーキー級チームで素晴らしい成績を残し、その才能を開花させました。

2014年にはA-級からA+級まで昇格し、3球団合計で16試合に登板。8勝3敗、防御率2.68という好成績を収め、着実に評価を高めました。

2015年のスプリングトレーニングでは、ブルペン要員としてメジャーの開幕ロースター入りも期待されるほどに成長。4月5日には実際にメジャー契約を結び、念願のアクティブ・ロースター入りを果たします。4月6日のニューヨーク・ヤンキース戦でメジャーデビューを飾り、同月には4セーブを記録するなど、鮮烈な印象を残しました。しかし、5月4日にAAA級バッファロー・バイソンズへ降格。

コロラド・ロッキーズ時代

2015年7月28日、トロイ・トゥロウィツキー、ラトロイ・ホーキンスとのトレードで、ホセ・レイエス、ジェフ・ホフマン、ヘスス・ティノコと共にコロラド・ロッキーズへ移籍。この年は2球団合計で18試合に登板し、0勝3敗4セーブ、防御率6.11という成績でした。

2016年は19試合に登板しましたが、防御率は6.14。2017年4月2日にDFAとなります。

ボルチモア・オリオールズ時代

2017年4月7日に後日発表選手または金銭とのトレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍。39試合に登板し、3勝3敗、防御率3.53という成績を残しました。

ニューヨーク・メッツ、ヤンキース時代

2020年8月31日にケビン・スミス、後日発表選手とのトレードで、ニューヨーク・メッツへ移籍。2022年4月3日にはジョエリー・ロドリゲスとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍しています。オフにはFAとなりました。

アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代

2022年12月2日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約。2023年は主にリリーフとして活躍しましたが、2024年7月30日にDFA、翌31日に自由契約となりました。

ヒューストン・アストロズ傘下時代

2024年12月30日にヒューストン・アストロズとマイナー契約を結び、2025年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになりました。

プレースタイル

最速100.8mph（約162.2km/h）の速球が最大の武器。スライダーやチェンジアップも織り交ぜ、打者を打ち取ります。力強い速球と変化球のコンビネーションで、メジャーの舞台での活躍を目指します。

今後の活躍が期待されるミゲル・アンヘル・カストロ。アストロズ傘下での再起を期し、再びメジャーのマウンドに立つことを目指します。

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