ミッキー・ハッチャー

マイケル・ボーン・ハッチャー（Michael Vaughn "Mickey" Hatcher, 1955年3月15日 - ）は、アメリカ合衆国オハイオ州クリーブランド出身の元プロ野球選手であり、外野手、一塁手、三塁手として活躍しました。右投右打の選手で、引退後は野球指導者としても貢献しました。

経歴

プロ入り前は、1974年6月のMLBドラフト14巡目（全体327位）でヒューストン・アストロズから指名を受けましたが、この時は入団しませんでした。その後、1976年1月のMLBドラフト2巡目（全体38位）でニューヨーク・メッツから指名されましたが、この時も入団を見送りました。

現役時代は、1977年6月のMLBドラフト5巡目（全体124位）でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。1979年8月3日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦でメジャーデビューを果たしました。

ミネソタ・ツインズへ移籍後の1983年からは、レギュラーとして2年連続で打率3割を記録し、その打撃力を証明しました。1987年にはドジャースへ復帰し、翌1988年のオークランド・アスレチックスとのワールドシリーズでは、19打数7安打の活躍を見せました。特に、第1戦と第5戦ではともに先制の2点本塁打を放つなど、チームのシリーズ優勝に大きく貢献しました。

1990年を最後に現役を引退しました。

引退後は、1993年から2年間テキサス・レンジャーズの打撃コーチを務め、指導者としての道を歩み始めました。1996年から1998年までは、ドジャース傘下で打撃コーチや監督を歴任し、後進の育成に尽力しました。また、現役時代の同僚であったマイク・ソーシアに誘われ、2000年から2012年5月までアナハイム・エンゼルス及びロサンゼルス・エンゼルスの打撃コーチを務めました。

詳細情報

年度別打撃成績などの詳細な情報は、以下のサイトで確認できます。
MLB
ESPN
Baseball-Reference
Fangraphs
The Baseball Cube
Baseball-Reference (Register)

背番号

44（1979年 - 1981年途中）
9（1981年途中 - 1990年）
43（1993年 - 1994年）
7（2000年 - 2012年）

マイケル・ハッチャーは、その野球人生を通して、選手として、そして指導者として、多くの人々に影響を与えました。

もう一度検索