ミッチェル・ボッグス

ミッチェル・トーマス・ボッグス（Mitchell Thomas Boggs, 1984年2月15日 - ）は、アメリカ合衆国ジョージア州ドールトン出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。

プロ入り前

テネシー大学チャタヌーガ校出身。大学時代は野球だけでなく、アメリカンフットボールのクォーターバックとしても才能を発揮した。

プロ入りとカージナルス時代

2005年のMLBドラフトで、セントルイス・カージナルスから5巡目で指名を受け入団。
2008年6月6日のヒューストン・アストロズ戦で、リリーフとしてメジャーデビューを飾る。
2010年からはリリーフに専念し、メジャーに定着。同年には結婚もしている。結婚式の介添人を務めたのは、マイナーリーグ時代からの友人であるチームメイトのジェイソン・モッテ。モッテの結婚式の際には、ボッグスが介添人を務めた。
2011年には、カージナルスの一員としてワールドシリーズ制覇を経験。
2012年からはチェンジアップを習得し、投球の幅を広げた。セットアッパーとして重要な役割を担い、6月14日から8月5日まで23試合連続無失点を記録。この年の34ホールドは、ナショナルリーグ最多となった。
2013年には、第3回WBCのアメリカ合衆国代表に選出され、国際舞台でも活躍。

カージナルス退団後

2013年7月9日にトレードでコロラド・ロッキーズへ移籍。しかし、同年12月2日にFAとなった。
2014年2月7日、シカゴ・ホワイトソックスと110万ドルの1年契約に合意するも、3月23日に放出。その後、4月1日にホワイトソックスとマイナー契約で再契約したが、7月1日に再び解雇された。同年7月21日には、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。
2015年1月5日、ボストン・レッドソックスとマイナー契約を結ぶも、3月26日に解雇。同年4月18日にはアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだが、6月7日に解雇となった。

ミッチェル・ボッグスは、その野球人生において、数々のチームを渡り歩き、様々な経験を積んだ。カージナルス時代にはワールドシリーズ制覇を経験し、WBCアメリカ合衆国代表にも選出されるなど、輝かしい実績を残した。リリーフ投手として、常にチームのために全力で腕を振った彼の姿は、多くのファンに記憶されている。

詳細な年度別投手成績や代表歴、関連情報については、以下のリンクを参照してください。

MLB
ESPN
Baseball-Reference
Fangraphs
The Baseball Cube
Baseball-Reference (Register)

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