ムーニーヴァレー競馬場

ムーニーヴァレー競馬場

ムーニーヴァレー競馬場は、オーストラリア・ヴィクトリア州メルボルン郊外のムーニーヴァレー市に位置する競馬場です。ムーニーヴァレーレーシングクラブ（MVRC）によって所有・運営されています。

歴史

元々農場だったこの地は、MVRCの初代総裁ウィリアム・サミュエル・コックスらによって競馬場として整備されました。1883年9月15日に最初のレースが開催されて以来、現在に至るまで競馬が続けられています。

メルボルンには複数の競馬場が存在しますが、ムーニーヴァレー競馬場は最も小規模な競馬場として知られています。しかし、その規模とは裏腹に、数々の重要なレースが開催されており、特にコックスプレートの舞台として世界的に注目を集めています。

コースの特徴

ムーニーヴァレー競馬場の芝コースは、1周1,805メートルです。コース形状は縦長の長方形で、最後の直線が173メートルと非常に短いのが特徴です。この直線距離はオーストラリアの競馬場の中で最短であり、先行する馬が有利なコースと言われています。

コース改修計画

2016年のコックスプレート終了後、ムーニーヴァレー競馬場は大規模な改修工事計画を発表しました。主な改修点としては、メインスタンドを3コーナーから4コーナーにかけての直線部分に移設することが挙げられます。これにより、最後の直線距離は現在の173メートルから317メートルへと大幅に延長される予定です。

さらに、コース幅も27メートルに拡張され、内馬場はファンが楽しめる施設へと生まれ変わる予定です。この改修によって、より質の高いレースと観客の満足度向上が期待されています。新しいコースは2026年後半にお披露目される予定です。

また、内周には1周965メートルの繋駕速歩競走用コースも設けられています。

主な競走

ムーニーヴァレー競馬場では、以下の様な主要なレースが開催されています。

コックスプレート

外部リンク

Moonee Valley Racing Club: The Valley
ムーニーバレー競馬場 - JRA
ムーニーバレー競馬場 - JRA-VAN
* ムーニーバレー競馬場の紹介 - JAIRS

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