メガCDのゲームタイトル一覧

メガCDのゲームタイトル一覧

メガCDは、セガが発売したメガドライブの周辺機器で、1991年に日本で発売されました。その後、北米、欧州でも発売され、メガドライブ本体に取り付けることで性能を向上させることができました。

メガCDの特徴

メガCDにはCPUが内蔵されており、メガドライブの性能を向上させることができました。また、CD-ROMソフトだけでなく、音楽CDやCD+Gを再生することもできました。これにより、以下のような特徴的なゲームが登場しました。

アニメーション: 『LUNAR ザ・シルバースター|LUNAR_ザ・シルバースター』や『ぽっぷるメイル』のように、サウンドや声優によるキャラクターボイスを用いたアニメーションが特徴の作品。
3DCG: 『シルフィード』や『スターブレード』のように、ポリゴンによる3DCGを用いた作品。
* 実写映像: 『ナイトトラップ』のように、実写映像を用いた作品。

メガCDの問題点

しかし、発売されたゲームタイトルの多くは、ムービーを重視するあまりインタラクティブ性を疎かにした作品や、既存のメガドライブ用ソフトに追加要素を付与した程度のものが多くありました。また、ムービーも、未熟な動画圧縮技術や、メガドライブ本体のカラーパレットの限界によって十分に魅力を引き出せなかったという指摘もあります。

『ナイトトラップ』は、暴力的な内容からマスコミを中心に論争を呼び、セガの北米法人が自主レーティングを導入するきっかけとなりました。しかし、論争はさらに広がり、アメリカ合衆国上院公聴会が開かれ、最終的にはエンターテインメントソフトウェアレイティング委員会（ESRB）の設立へとつながりました。

日本におけるメガCDの新規タイトルは1996年、北米においては1995年が最後となり、カートリッジよりも早い終焉を迎えました。

プラットフォームとしての展開終了後は、CPUをはじめとする独自の方法で機能を強化したことがソフトを他機種に移植する際の障壁となり、長らく移植事例は少ない状況が続きました。

発売されたタイトル

本記事では、207のゲームタイトルを発売日・発売元とともに一覧表で紹介しています。また、地域・年ごとのゲームタイトル数も掲載しています。

その他の情報

本記事では、発売されなかったタイトルや、非ライセンスタイトルについても紹介しています。

まとめ

メガCDは、当時としては画期的な技術を搭載した周辺機器でしたが、技術的な限界や社会的な問題により、短命に終わりました。しかし、その登場は、ゲーム業界に大きな影響を与え、その後のゲームの進化に貢献しました。

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