メヨメサラ

メヨメサラは、カメルーン共和国の南部州、ジャ・ロボ県に位置する都市です。人口は約4万7千人を擁し、地域における一定の規模を持つ都市として機能しています。

日本との繋がり

メヨメサラと日本との間には、特別な友好関係が存在します。そのきっかけは、2002年に開催されたサッカー・ワールドカップに遡ります。当時、カメルーン代表チームが、大分県中津江村（現在の日田市の一部）をキャンプ地として選んだことが、両地域を結びつける大きな要因となりました。

ワールドカップを機に、カメルーンと中津江村は日本国内で大きな注目を集めました。その後、メヨメサラ市が中津江村との友好親善協定を結ぶことになった背景には、メヨメサラ市出身であるカメルーンのポール・ビヤ大統領の推薦がありました。この大統領の尽力により、遠く離れたカメルーンの都市と日本の村が、強い絆で結ばれることになったのです。

当時の中津江村長であった坂本休氏は、メヨメサラ市から名誉市民の称号を贈られています。また、中津江村（現在の日田市）は、メヨメサラ市に対して学校建設などの支援活動も行っており、草の根レベルでの交流も活発に行われています。

友好都市

日田市（日本・大分県） - 中津江村との友好親善協定を継承し、現在も交流が続いています。

出身者

ポール・ビヤ - カメルーンの大統領であり、1933年にメヨメサラ近郊のMvomeka'aで生まれました。

交流の継続

中津江村とメヨメサラ市の交流は、合併を経て日田市に引き継がれ、現在も様々な形で行われています。ワールドカップをきっかけに生まれたこの縁は、両地域の住民にとってかけがえのない財産となっており、今後も末永く続いていくことが期待されています。

関連項目

* カメルーンの都市の一覧

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