メリーデ

メリーデ（Melide）

メリーデは、スペイン北西部、ガリシア州のア・コルーニャ県に位置するムニシピオ（基礎自治体）です。コマルカ・ダ・テーラ・デ・メリーデに属し、その中心的な役割を担っています。

地理

ア・コルーニャ県の東南部に位置し、周辺をボイモルト、ソブラード、トケス、パラス・デ・レイ（ルーゴ県）、サンティソ、アルスーアといった自治体と隣接しています。自治体の中心地区は、メリーデ教区のメリーデ地区です。アルスーア司法管轄区に属しています。

人口

26の教区、189の地区（集落）に住民が居住しています。2013年の人口は7,313人で、近年は減少傾向にあります。

言語

ガリシア語が広く使用されており、自治体人口に占めるガリシア語話者の割合は98.30％（2001年）に達します。

政治

自治体首長はガリシア国民党（PPdeG）のマリーア・アンシェレス・バスケス・メフート氏です。2011年の自治体選挙では、ガリシア国民党が8議席、ガリシア民族主義ブロック（BNG）が4議席、ガリシア社会党（PSdeG-PSOE）が1議席を獲得しました。

歴史的建造物

メリーデには、歴史的な教会や橋、クルセイロなどが点在しています。

教会

メリーデ教区:
サン・ローケ礼拝堂
サンタ・マリーア・デ・メリーデ教会 - 12世紀末の建造。
サン・ペドロ・デ・メリーデ教会 - 教区教会、旧フランシスコ会修道院。
ビティリス教区:
サン・ビセンテ・デ・ビティリス教会 - 13世紀末の建造。
フレーロス教区:
サン・ショアン・デ・フレーロス教会 - 12世紀末の建造、フランス巡礼路の道のわきにあります。

クルセイロ

クルセイロ・デ・メリーデ - ゴシック様式のクルセイロ。14世紀のものとされ、カステラオによると、ガリシア最古のクルセイロです。

橋

フレーロスの中世の橋 - カリクストゥス写本の中で言及されています。

教区

メリーデは以下の26の教区に分かれています。

メリーデ（自治体中心地区）
その他25教区（省略）

巡礼路

メリーデは、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路が通過する地点であり、巡礼者にとって重要な場所となっています。サン・ショアン・デ・フレーロス教会のように巡礼路のそばにある教会もあります。

まとめ

メリーデは、豊かな自然と歴史的な建造物、そしてガリシアの文化が息づく魅力的な自治体です。巡礼路の拠点としても知られ、多くの人々が訪れます。この地を訪れ、歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか。

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