モヒニ・デイ

モヒニ・デイ (Mohini Dey) について

モヒニ・デイは、1996年生まれのインド出身の女性ベーシストです。音楽一家に育ち、幼少の頃からベースに親しんできました。その卓越したテクニックと音楽性は、世界中のミュージシャンから高く評価されています。

生い立ちとキャリア

モヒニ・デイは、ベーシストである父サジョイ・デイとシンガーである母のもとに生まれ、3歳から父にベースを教わりました。10歳でコンサート活動を開始し、レコーディングにも参加するなど、早くからその才能を発揮しました。

2010年には、ランジット・バロットのアルバム「Bada Boom」に参加し、その後バンドメンバーに加わりました。2011年にはMTVアンプラグドにも出演し、その実力を広く知らしめました。2018年のNAMMショーでは、ベースのデモンストレーションを行い、注目を集めました。

ガスリー・ゴーヴァン、スタンリー・クラーク、スティーヴ・ヴァイ、デワ・ブジャナなど、数多くの著名なミュージシャンとの共演経験を持っています。特に、スティーヴ・ヴァイとのエピソードは有名です。ヴァイが「Modern Primitive/Passion & Warfare」のベーストラックを制作していた際、当時12歳だったモヒニの演奏動画を見て、彼女に演奏を依頼することを思い立ちました。デモトラックを送ったところ、ライブ後にも関わらず、その夜のうちに2トラックを返したといいます。ヴァイはその演奏を「曲の小さなニュアンスまで捉えた素晴らしいものだった」と絶賛しました。

2019年には、日本の人気ロックバンドB'zのライブツアー「B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-」にサポート・ベーシストとして参加し、日本のファンにもその名を知られることとなりました。

プレイスタイル

モヒニ・デイは、主に5弦ベースを使用しています。フィンガーピッキングを基本とし、タッピング奏法やスラップ奏法も駆使します。コードプレイを含むテクニカルで高速な演奏を得意としており、その高度な演奏技術は多くのベーシストから賞賛されています。

音楽的影響

彼女は、ジャコ・パストリアスやチック・コリアなどのジャズやファンクを好み、それらの音楽を聴くことに多くの時間を費やしました。これらのアーティストから受けた影響が、彼女の独特なプレイスタイルを形成する上で重要な役割を果たしています。

脚注

[参考資料1]
[参考資料2]

関連項目

B'z
スティーヴ・ヴァイ
ガスリー・ゴーヴァン
スタンリー・クラーク
デワ・ブジャナ
ジョーダン・ルーデス
ジャコ・パストリアス
チック・コリア

外部リンク

dey_bass - Instagram
Mohini Dey - YouTube
* Mohini-dey - Facebook

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