モブルド・ミラリエフ

モブルド・ミラリエフは、1974年2月27日生まれ、ウズベキスタンのカシュカダリヤ州出身のアゼルバイジャンの柔道選手です。183cmの身長で100kg級の選手として活躍しました。

ミラリエフは、2003年の世界選手権無差別において、準決勝でインドレク・ペルテルソンに敗れたものの、100kg級の選手ながら3位入賞を果たしました。翌2004年のアテネオリンピック100kg級では、2回戦で敗退しましたが、敗者復活戦で日本の井上康生選手を大内返で破るという番狂わせを演じました。しかし、その後の3位決定戦で敗れ、惜しくも5位入賞に終わりました。

2008年の北京オリンピックでは、準決勝でモンゴルのナイダン・ツブシンバヤルに敗れましたが、3位決定戦では勝利し、銅メダルを獲得しました。これは、彼にとって大きな功績となりました。

主な戦績

1997年 - ロシア国際　2位(95kg級)
2002年 - ロシア国際　3位
2003年 - 世界選手権　無差別　3位
2004年 - グルジア国際　優勝
2004年 - アテネオリンピック　5位
2007年 - ロシア国際　3位
2007年 - 世界選手権　無差別　7位
2007年 - アゼルバイジャン国際　2位
2008年 - グルジア国際　3位
2008年 - 北京オリンピック　3位

モブルド・ミラリエフは、国際舞台で長年にわたり活躍し、アゼルバイジャン柔道界に貢献した選手として記憶されています。彼の粘り強い戦いぶりと、強豪選手を相手に臆することなく立ち向かう姿勢は、多くの人々に感動を与えました。特に、アテネオリンピックでの井上康生選手からの勝利は、彼のキャリアの中でも特筆すべき出来事として語り継がれています。

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