モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!

『モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!』

『モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!』は、NHK Eテレで放送された子供向けの環境教育番組です。この番組は、自然の大切さを伝えることを目的に、さまざまな自然体験や観察を通じて学ぶ内容が特徴です。

番組の概要

番組は、キャラクターのモリゾーとキッコロを案内役に、専門家を迎え入れ、森や時には海などへ出かけていきます。彼らは自然を楽しみながら、教育的な知識を身につけていくことで、視聴者にも環境について考えるきっかけを与えます。モリゾーとキッコロは、2005年に開催された愛・地球博の公式キャラクターであり、地球産業文化研究所の許可を受けて使用されています。

初期の放送形式

番組の初期には、モリゾーとキッコロが子役タレントたちと共に、子供たちに向けた対話形式で進行していました。しかし、2010年度からの新たなスタイルでは、ウド鈴木（キャイ〜ン）と入来茉里が進行役に登場し、モリゾーとキッコロもCGを通して出演する形式に移行しました。この変更により、視聴者との距離感が新たな楽しさを生み出しました。

新たなコーナーの追加

2010年度には「泣き虫つむたのいきもの大冒険」という新しいコーナーが始まりました。このコーナーでは、かたつむりの“つむた”が、世界の様々な生き物との出会いや冒険を通じて成長していく様子が描かれています。

放送時間

『モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!』は、放送年度によって異なる時間帯で放送されていました。例えば2007年度には土曜日の午前9:00からの放送に加え、同日の再放送も行われていました。また、放送時間は年度ごとに微調整が施されており、最終的には2015年3月28日まで放送されました。

番組は8年にわたって、自然とのふれあいや観察の楽しさを多くの子供たちに届け、環境への意識を高める手助けとなりました。最終回の後には「なりきり!むーにゃん生きもの学園」が後番組として放送されることとなり、番組がもたらした影響は続いています。

出演者

進行役にはウド鈴木（キャイ〜ン）や入来茉里が務め、毎回異なる専門家も講師として登場しました。声優陣にはモリゾーを演じた八奈見乗児や、キッコロの声を担当した渡辺菜生子がおり、彼らの声が番組の魅力を一層高めていました。

多くの子供たちに愛され続けたこの番組は、自然と共に生きる大切さを教える貴重な役割を果たしました。

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