モーニング娘。さくら組

モーニング娘。さくら組について

モーニング娘。さくら組（モーニングむすめ さくらぐみ）は、2003年9月に結成され、2004年3月まで活動を行った日本の女性アイドルグループ「モーニング娘。」のユニットです。このグループは、オリジナルのモーニング娘。を2つのユニットに分ける形で編成され、もう一つは「モーニング娘。おとめ組」となっています。

メンバー

さくら組の主なメンバーは、活動終了時点では以下の7名でした。

• - 矢口真里（2代目リーダー）
• - 吉澤ひとみ
• - 加護亜依
• - 高橋愛
• - 紺野あさ美
• - 新垣里沙
• - 亀井絵里

初代リーダーの安倍なつみはその後、さくら組の活動が始まる前に卒業しています。

活動の背景

さくら組は、モーニング娘。の大規模なメンバー組織（当時は15人）からの分離によって、より小規模で親密なパフォーマンスを実現しようという意図から始まりました。この分割により、全国の小規模な会場でも公演が可能となり、多くのファンとの距離を近づける狙いがありました。しかし、実際には公演地域は、新たに編成されたさくら組においても結成以前とあまり変わらなかったようです。

2004年1月25日、初代リーダーである安倍なつみが卒業したことで、矢口真里が2代目リーダーとして選ばれました。さくら組の活躍する中で、彼女たちはファンイベントや記念コンサートを精力的に行い、多くの支持を得ました。

特別な公演とイベント

2007年1月27日から28日の間、横浜アリーナで実施された「Hello! Project 2007 Winter 〜集結! 10th Anniversary〜」の公演では、過去にさくら組のメンバーであった6人が2日間限定で復活しました。この時、特別な衣装を着用し、「晴れ 雨 のち スキ ♡」という楽曲を披露しました。その後も、2009年1月31日から2月1日にかけて行われた「Hello! Project 2009 Winter」において、歴代のメンバーによる再結成パフォーマンスが実施されました。これらのイベントは、さくら組が持つ特別な絆と、その持続的な人気を証明するものでした。

復活公演と活動の継続

また、2009年の春には、ハロー!プロジェクトの公式サイトがリニューアルされ、「モーニング娘。さくら組」の詳細やプロフィールは削除されましたが、その後もメンバーは孤立して活動していました。特に、高橋愛と新垣里沙、亀井絵里、光井愛佳、リンリンの5名によって「さくら満開」が披露され、活動の最後を飾りました。

主な作品

さくら組は数枚のシングルをリリースし、映像商品やコンサートDVDも製作されました。彼女たちの音楽やパフォーマンスは、今なお多くのファンの心に残り続けています。与えられた期間は短いものでしたが、さくら組としての活動は、モーニング娘。の歴史の中で重要な位置を占めるものであったと言えるでしょう。

モーニング娘。さくら組の個性やパフォーマンスは、今でも多くのファンに愛され続けており、その活動は日本のアイドル文化において特異な存在として位置付けられています。

もう一度検索