ヤンディ・ディアス

ヤンディ・ディアス・フェルナンデス

ヤンディ・ディアス・フェルナンデスは、1991年8月8日にキューバのビジャ・クララ州サグア・ラ・グランデで生まれたプロ野球選手です。彼は主に一塁手、三塁手、外野手としてプレーし、右投右打のバッターです。現在、彼はメジャーリーグベースボール（MLB）のタンパベイ・レイズに所属しています。

経歴

キューバ時代と亡命

ディアスはキューバの国内リーグであるセリエ・ナシオナル・デ・ベイスボルのナランハス・デ・ビジャ・クララでプレーしていました。2013年には、ドミニカ共和国に亡命し、以降クリーブランド・インディアンスと契約を結びます。

インディアンス時代

2014年には、インディアンスの傘下にあるA+級チーム、カロライナ・マドキャッツでプロデビューを果たしました。76試合に出場し、打率.286、2本塁打、37打点、3盗塁を記録しました。2015年にはAA級アクロン・ラバーダックスおよびAAA級コロンバス・クリッパーズでプレーし、合計で136試合に出場、打率は.309と上昇、7本塁打、56打点、8盗塁をマークしました。そのオフシーズンにはアリゾナ・フォールリーグに参戦し、スコッツデール・スコーピオンズでプレーしました。

2016年も引き続きアクロンとコロンバスでの活躍を続け、121試合で打率.318、9本塁打、58打点、11盗塁を記録しました。この年、彼はオールスター・フューチャーズゲームにも選出され、将来を期待される選手としての地位を確立しました。

メジャーデビュー

2017年はスプリングトレーニングに招待された中で、開幕時にはメジャーのロースターに名を連ねました。4月3日、テキサス・レンジャーズ戦で「8番・三塁手」としてメジャーデビューを果たし、初打席でダルビッシュ有から二塁打を放ちました。この年は49試合に出場し、打率は.263、打点は13、盗塁は2でした。2018年には49試合で打率.312、1本塁打、15打点を記録しました。

レイズ時代

2018年12月、インディアンスとタンパベイ・レイズ、シアトル・マリナーズの間で三角トレードが成立し、ディアスはレイズに移籍しました。この移籍後も彼の活躍は続き、2023年6月には初めてオールスターゲームに選出されることとなります。彼はレギュラーシーズンでタンパベイ・レイズ史上初の首位打者の称号を獲得しました。

成績と表彰

2023年度シーズン終了時点での彼の打撃成績は素晴らしく、特に打率や打点などはリーグの中でも際立っています。彼は2023年に首位打者のタイトルを獲得し、シルバースラッガー賞（一塁手部門）も受賞しました。また、彼は過去の年にもオールスター・フューチャーズゲームに選出され、多くの誉れを得ています。

背番号

ディアスはメジャーリーグでのキャリアにおいて、最初は36番その後2番を背番号として着用しています。

このように、ヤンディ・ディアス・フェルナンデスのキャリアは彼の果敢な挑戦と努力によって築かれたものです。彼は今後もメジャーリーグの舞台でさらなる活躍が期待されています。

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