ライヴ&ラウド

オジー・オズボーン『ライヴ&ラウド』

『ライヴ&ラウド』（Live & Loud）は、オジー・オズボーンが1993年に発表したライブ・アルバムです。CD2枚組で構成されており、彼の音楽キャリアの中でも重要な作品の一つとして位置づけられています。

このアルバムは、1991年に発表されたアルバム『ノー・モア・ティアーズ』に伴って行われたワールド・ツアーからのライブ録音を中心に構成されています。当時のオジーの勢いをリアルに体感できる内容となっており、彼の代表曲の数々が迫力満点のライブアレンジで楽しめます。

ブラック・サバスのオリジナルメンバー再集結

特に注目すべきは、「黒い安息日（ブラック・サバス）」の収録です。この楽曲は、1992年11月15日にカリフォルニア州コスタメサで行われた公演で録音されたもので、ブラック・サバスのオリジナル・メンバーであるオジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、ビル・ワードの4人が集結して演奏した貴重な音源です。オジー自身はこの日を最後にライブ活動から引退することを宣言していましたが、後に撤回しています。

収録曲について

ディスク1には、「パラノイド」「アイ・ドント・ウォント・トゥ・チェンジ・ザ・ワールド」「ミスター・クロウリー＜死の番人＞」「アイ・ドント・ノウ」「フライング・ハイ・アゲイン」「グッバイ・トゥ・ロマンス」など、オジーの代表的な楽曲が多数収録されています。ザック・ワイルドのギターソロも聴きどころの一つです。

ディスク2には、「暗闇にドッキリ!」「ノー・モア・ティアーズ」「ミラクル・マン」「月に吠える」「ママ、アイム・カミング・ホーム」「クレイジー・トレイン」といった人気曲に加え、ブラック・サバスの「ウォー・ピッグス」「黒い安息日（ブラック・サバス）」「チェンジズ」が収録されています。ランディ・カスティロのドラムソロも収録されています。

参加ミュージシャン

オジー・オズボーン - ボーカル
ザック・ワイルド - ギター、ピアノ
マイク・アイネズ - ベース
ランディ・カスティロ - ドラムス
ケヴィン・ジョーンズ - キーボード
[トニー・アイオミ]] - [[ギター]
ギーザー・バトラー - ベース(on "Black Sabbath")
ビル・ワード - ドラムス(on "Black Sabbath")

まとめ

『ライヴ&ラウド』は、オジー・オズボーンのライブパフォーマンスの魅力を余すところなく伝える作品であり、彼のファンはもちろん、ハードロック/ヘヴィメタルのファンにとっても必聴のアルバムと言えるでしょう。特にブラック・サバスのオリジナルメンバーが集結した「黒い安息日（ブラック・サバス）」は、歴史的な価値のある音源として、聴き逃せないポイントです。

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