ラスムス・ニコライセン

ラスムス・シュミット・ニコライセン

ラスムス・シュミット・ニコライセン（Rasmus Schmidt Nicolaisen, 1997年3月16日 - ）は、デンマーク中央ユラン地域オールム出身のプロサッカー選手です。ポジションはディフェンダーで、リーグ・アンのトゥールーズFCに所属しています。

クラブ経歴

FCミッティラン

ニコライセンは、2017年にFCミッティランのトップチームに昇格し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。2017年3月17日、デンマーク・カップのケレルプIF戦でプロデビューを果たし、同年4月16日のリンビーBK戦でデンマーク・スーペルリーガに初出場しました。6月1日のラナースFC戦ではプロ初ゴールを記録し、その後、出場機会を増やしていきました。

ポーツマスFC

2020年9月20日、ニコライセンはポーツマスFCへ1年間のローン移籍を果たしました。加入後は最終ラインでコンスタントに起用され、EFLリーグ1（3部リーグ）で21試合に出場しました。しかし、2020-21シーズンは8位に終わり、EFLチャンピオンシップ（2部リーグ）への昇格は果たせませんでした。

トゥールーズFC

2021年8月17日、ニコライセンはトゥールーズFCと4年契約を締結しました。加入1年目の2021-22シーズンには、リーグ・ドゥ（2部リーグ）で優勝し、チームのリーグ・アン復帰に大きく貢献しました。さらに、2022-23シーズンにはクープ・ドゥ・フランスで優勝を経験しました。2024年3月29日には、2026年までの契約延長に合意しています。また、同年8月にはウェストハム・ユナイテッドFCからの関心が報じられました。

代表経歴

ニコライセンは、2013年から2年間、ユース世代のデンマーク代表としてプレーしました。

人物

トゥールーズFC在籍中の2023年には、チーム内で多額の金銭トラブルに関与し、オナイウ阿道もそのトラブルに巻き込まれたことが報じられました。

プレースタイル

長身を生かした空中戦の強さと、的確な状況判断で最終ラインを統率する能力に長けています。また、正確なパスで攻撃の起点となることもできます。

まとめ

ラスムス・シュミット・ニコライセンは、FCミッティランでプロとしてのキャリアをスタートさせ、ポーツマスFCでの経験を経て、現在はトゥールーズFCで中心選手として活躍しています。クラブでの活躍に加え、デンマーク代表としての経験も持つ、将来が期待されるディフェンダーです。

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