ラファエル・アルカンタラ・ド・ナシメント

ラファエル・アルカンタラ・ド・ナシメント（ラフィーニャ）

ラファエル・アルカンタラ・ド・ナシメント、通称ラフィーニャは、1993年2月12日ブラジル・サンパウロ生まれのサッカー選手です。ポジションは主にミッドフィールダー。

実兄は同じくサッカー選手として有名なチアゴ・アルカンタラです。

クラブ経歴

12歳でFCバルセロナのユースチームに加入。着実にステップアップし、2011年にFCバルセロナBに昇格しました。2011年1月8日のジローナFC戦でプロデビュー。その翌週のUDサラマンカ戦でプロ初ゴールを記録。

2013年7月には、恩師であるルイス・エンリケが監督を務めるセルタ・デ・ビーゴへレンタル移籍。

2014-15シーズンには、ルイス・エンリケと共にFCバルセロナに復帰。リーグ開幕戦で先発出場を果たし、12月3日の国王杯で公式戦初ゴールを決めました。

2015-16シーズン、UEFAチャンピオンズリーグのASローマ戦で右膝十字靭帯を断裂し、長期離脱を余儀なくされました。

2016-17シーズンには復活の兆しを見せるも、再び右膝半月板を損傷し手術。度重なる怪我に苦しみました。

2018年1月、セリエAのインテルナツィオナーレ・ミラノへレンタル移籍。セリエAデビューも果たし、初得点も記録。チームのUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献しました。買取を希望したものの、移籍金がネックとなり実現しませんでした。

2019年9月、再びセルタ・デ・ビーゴへレンタル移籍。

2020年10月5日、パリ・サンジェルマンFC（PSG）へ完全移籍。しかし、PSGでは出場機会に恵まれず、2021年12月にはレアル・ソシエダへレンタル移籍。

2022年9月3日、カタールのアル・アラビ・ドーハへ移籍しました。

代表経歴

当初は兄と同様にスペイン代表として各年代でプレーしていましたが、2012年にブラジル代表としてプレーすることを決意。南米ユース選手権2013に出場しました。

2015年9月にはブラジルA代表に初招集され、コスタリカ戦でA代表デビュー。続くアメリカ戦で代表初ゴールを挙げています。

人物

父親のイオマール・ド・ナシメントは、1994 FIFAワールドカップ優勝メンバー。母親のヴァレリア・アルカンタラは元バレーボール選手というスポーツ一家に育ちました。

プレースタイル

卓越したボールコントロール技術と、戦術眼に優れたミッドフィールダー。攻撃的なポジションを複数こなせるユーティリティ性も持ち合わせています。

タイトル

クラブ
FCバルセロナ
コパ・デル・レイ: 4回 (2011–12, 2014-15, 2015-16, 2016-17)
リーガ・エスパニョーラ: 3回 (2014-15, 2015-16, 2018-19)
UEFAチャンピオンズリーグ: 1回 (2014-15)
UEFAスーパーカップ: 1回 (2015)
スーペルコパ・デ・エスパーニャ: 1回 (2018)

代表
U-23ブラジル代表
トゥーロン国際大会: 1回 (2013)
オリンピック 金メダル: 1回 (2016)

個人
リーガ・エスパニョーラ・ブレイクスルー・プレイヤー: 1回 (2014)

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