ランス・ニークロ

ランス・ニークロは、1979年生まれ、フロリダ州出身の元プロ野球選手です。元々は内野手でしたが、後に投手へ転向しました。右投右打。

彼の父親は、ナックルボールの名手として知られるニークロ兄弟の弟、ジョー・ニークロです。そして、兄のフィル・ニークロはランスにとって伯父にあたります。

2000年、ランスはサンフランシスコ・ジャイアンツからドラフト2巡目で指名を受け、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。当初は三塁手でしたが、怪我の影響で一塁手へコンバートされています。

2003年にはメジャーデビューを果たしました。2004年はメジャー昇格は叶いませんでしたが、2005年にはJ.T.スノーとの併用で一塁を守り、113試合に出場。12本塁打を記録しました。

2006年は、当初こそ一塁のレギュラーとして起用されましたが、不振のためマイナー降格も経験。シーズン後半にはシェイ・ヒレンブランドにレギュラーの座を奪われることとなりました。

2007年も一塁のレギュラーを目指しましたが、リッチ・オーリリアとライアン・クレスコの併用が優先され、出場機会は11試合に留まり、オフに自由契約となりました。

2008年にはヒューストン・アストロズと契約しましたが、メジャー昇格はならず、シーズン途中に解雇。一度は引退し、通信会社に就職しました。しかし、同年12月、伯父であるフィル・ニークロから本格的にナックルボールの指導を受け、投手として現役復帰することを発表。アトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結びました。

2009年11月9日、自由契約となりました。

年度別打撃成績
データは省略

背番号
28（2003年、2005年 - 2007年）

関連項目
メジャーリーグベースボールの選手一覧 N
親子のメジャーリーグベースボール選手一覧

外部リンク
選手の通算成績と情報: MLB, ESPN, Baseball-Reference, Fangraphs, The Baseball Cube, Baseball-Reference (Register)

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