ランドリー・シャメット

ランドリー・シャメット:NBAシューティングガード



ランドリー・マイケル・シャメット(Landry Michael Shamet, 1997年3月13日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州カンザスシティ出身のプロバスケットボール選手です。現在はNBAニューヨーク・ニックスに所属し、シューティングガードとして活躍しています。

学生時代



シャメットは地元のパークヒル高等学校を卒業後、カンザス州ウィチタウィチタ州立大学に3年間在籍しました。大学では着実に成長を遂げ、2018年のNBAドラフトにアーリーエントリーを決意しました。

NBAでのキャリア



フィラデルフィア・76ers (2018-2019)


2018年のNBAドラフトで、シャメットは1巡目全体26位でフィラデルフィア・76ersから指名を受けました。ルーキーシーズンは、J・J・レディックの控えとして54試合に出場し、平均8.3得点を記録。2019年1月8日のワシントン・ウィザーズ戦では、キャリアハイとなる29得点をマークしました。

ロサンゼルス・クリッパーズ (2019-2020)


2019年2月、シャメットは大型トレードでロサンゼルス・クリッパーズへ移籍しました。クリッパーズでは先発に定着し、ルーキーシーズンは2球団合計で79試合に出場。3P成功率はリーグ11位となる42.2%を記録し、NBAオールルーキーセカンドチームに選出されました。

翌2019-20シーズンは、カワイ・レナードポール・ジョージの加入により選手層が厚くなりましたが、シャメットは彼らの欠場時に先発の機会を得て、チームに貢献しました。

ブルックリン・ネッツ (2020-2021)


2020年11月、シャメットはトレードでブルックリン・ネッツへ移籍。ジェームズ・ハーデンの加入に伴い、背番号を「13」から「20」に変更しました。

フェニックス・サンズ (2021-2023)


2021年8月、シャメットはフェニックス・サンズへトレードされ、4年総額4,300万ドルのルーキー延長契約に合意しました。2022年12月20日のワシントン・ウィザーズ戦では、キャリアハイを更新する31得点を記録しました。

ワシントン・ウィザーズ (2023-2024)


2023年6月、シャメットはブラッドリー・ビールとのトレードでワシントン・ウィザーズへ移籍しましたが、2024年7月に解雇されました。

ニューヨーク・ニックス (2024-)


2024年9月、シャメットはニューヨーク・ニックスとの契約に合意。プレシーズンゲームで肩を脱臼し一時解雇されましたが、Gリーグのウェストチェスター・ニックスを経て、12月に再びニューヨーク・ニックスと契約を結びました。

プレースタイルと評価



シャメットは、正確なシュート力と高いバスケットボールIQを武器とするシューティングガードです。特に3ポイントシュートの精度が高く、オフェンスの要として活躍が期待されます。また、状況判断能力にも優れており、チームに貢献できる選手として評価されています。

今後の展望



ニューヨーク・ニックスで再出発を切ったシャメット。怪我からの復帰後、再びNBAの舞台で輝きを放つことができるのか、今後の活躍に注目が集まります。

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